マスカレード・ホテル : 東野圭吾 : 仮面をかぶるだけで、本当の自分を隠さずに表現できる?

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被害者から見つかるメモ。
記された暗号はこれが連続殺人であること、不可解な難事件であること、
そして次の殺人が『マスカレード・ホテル』で行われることを示していた――

 

マスカレード・ホテル 
東野 圭吾

 

マスカレード・ホテル読みました!
読みたいと思った次の日くらいには、じつは買って読んでいました。(笑)

まだマスカレード・イブは読んでいないので追記するかもしれませんが、
他の小説もたまっておりまして、いつになるかわからないので。

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◆あらすじ

ヒロイン・山岸尚美の勤める『マスカレード・ホテル』に緊張が走った。
不可解な殺人事件の現場に、この優所正しいホテルが指定されたというのだ。

警察は連続殺人犯を捕まえるべく、従業員に扮して警備をするという。
誇りをもったマスカレード・ホテルの面々は困惑するも、お客様の満足と安全のために団結する。

 

山岸尚美も渋々ながら捜査一課の刑事・新田浩介の教育係として奮闘!
立場と職業倫理の違いからか衝突が絶えないが、日々ホテルに現れるお客様の難題に応えるたびにお互いのプロ意識を理解し信頼していく。

そんな中警察が厳戒体制をひく特別な一日が始まる。
犯人の仮面に隠された真相はいかに!

 

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『マスカレード』とは表紙にある仮面だとか仮面舞踏会という意味だそうです。
特にあまり気にしていなかったのですが、お客様の仮面、殺人鬼の仮面、はたまた気のおけない人にしか見せない仮面……そんな多面性をテンポよくみせるストーリーで納得しました。

 

◆余談だけれどイタリアの仮面祭りでね。

イタリアで仮面のお祭りに参加した時に、素顔が解らないことは恐怖は恐怖ではない、と感じたのを思い出しました。

(自分の人生で唯一の海外体験。このお祭りに合わせてベネチアに行きました。)

 

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顔が見えないことは少なからず不安感や恐怖につながる、と思っていました。でも、実際はその逆。

仮面をつけることでいつもよりも積極的に、感情表現が豊かになっていた気がしました。自分も、まわりも。

 

顔が見えない=つまり相手にどうとらえられているかわからない。

だからちょっと大げさに喜んでみたり、悲しんでみたり、ちょっと積極的に、感じがよくなるのかもしれません。

仮面をかぶるだけで、本当の自分を隠さずに表現できる。ロジカルな矛盾話のようですが、まさしくマスカレード!と思ったのです。

 

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絶妙な伏線の回収・短編小説集かのような軽快さにも注目ですが、
個人的にも新田刑事と山岸尚美さんの恋愛のような相棒のような関係にも目が離せません。(笑)

 

www.amazon.co.jp

 

ちなみにこの『マスカレード・ホテル』、
(東野圭吾公式ガイド 読者1万人が選んだ東野圭吾人気ランキング発表』(講談社刊)にて5位に選ばれた人気作だとか。

それも納得の一冊でした!

よし、近いうちにイブについても書きます。

 

 

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