午前2時に私は自分を下書き保存する

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午前2時に私は自分を下書き保存する。

とりあえず下書き保存をして、そこから明日の私にリライトするのだ。

私はひきこもりだ。

会話は聞いている方が楽しいし、インターネットで文章を書いたり読んだりするのが何よりも楽しい。

家にはお気に入りのブランケットや美味しい紅茶。途切れることのないWi-Fi環境が完備され、暗に引きこもれと言われているのだ。

とはいえ、外で起きることが楽しくないわけではない。

飲み歩くのは好きだし、友達の近状報告を聞いて妄想を膨らませるのも楽しい。

ただ、それらと仕事やお呼ばれなどの外出予定が重なると「わたし」がゴチャゴチャとしてしまう。

自分のした発言が相手に間違って伝わっていないか、私はやるべきことができているのか。

気にしなくていいとは言っても、人の目は気になってしまうものだから。

午前2時に私は自分を下書き保存する

だから、わたしは午前2時に自分を下書き保存する。

午前2時の静けさを知っているだろうか。

ラインやメッセンジャーはなりをひそめ、こちらが怒涛の連絡を送ろうと1通たりとも返ってこない。

Twitterのスワイプ音もどこか寂しい。そりゃあそうだ、2~3件ほどしか新しい情報がないのだから。

この時間の気持ちは、まっすぐに自分につきささる。

あの時どう思った?あれは嬉しかった、あれは悲しかった。自問への自答を並べ立てる。

そこには自分しかいない。だから時に中二病が爆発し、とんでもないことも起きる。

思い返してほしい。人がヤミーでポエミーなツイートをするのはいつ?呪われし闇の一族になってしまうのはいつ?

別に恥じらう必要はない。荒削りの自分が出てくるのだ。

案外、人の目は気になってしまうものだから

そんな粗削りの午前2時、これを利用しない手はないのだ。

周囲の目が起きていれば気になるもの。

関係性をもてば何かしらの影響をうけるもの。

それが悪いことではないし、影響を受けるのを辞める必要はない。無理してひとりになる必要もない。

ただ、自分が危なくなる前に下書き保存をしていきたい。意識だけ自分に向けて、今の状態のバックアップを取るのだ。

プラスにもマイナスにも編集したら、とりあえず下書き保存。

そこからじっくり、推敲という自分の時間をもって生きたい。