週1で高校卒業資格を取る。通信制高校っていう選択肢の話。

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とつぜんですが、わたし、一度高校を辞めています。

というとイジメにあっていたのか、やさぐれていたのか・・・と心配をしてくださる方が非常に多いです。全くそんなことはありません。(笑)

 

対人運がとても良いので、まわりの人はステキな人ばかり。胃腸が弱いので、イジメられたとしても、すぐに殻にこもります。驚きの守備力。やさぐれる勇気なんてサラサラありません。

 

ただ、ちょっとしたことから、単位が足りず高校三年生に進学できなくなったんです。どうしても、ダブることなく卒業したかったわたしは、週1で高校卒業資格を取るという選択肢をとりました。

通信制高校っていう選択肢は、どんどんメジャーになっていると思います。

でも、想像以上にやりたいことって自由にできる。時間の使い方って自分で選べる。自分で再確認したかったので、僭越ながら、まとめてみることにしました。

 

 

 

通信制の学校って?

 

通信制高校っていうのは、通信教育で通う高校のことです。そのままですね。

イメージは学研のチャレ●ジとかに近いです。学期の初め、始業式の日に、選択した科目の教科書と問題集(レポート)をドバっともらいます。冗談抜きにドバっともらいます。キャリーケース率が非常に高い日です。

 

★問題集(レポート)ってどんなもの?

レポートは、切りとって折りたたむと封筒型になります。それを決められた期日内に郵送すると、先生が確認し返送してくれます。赤●ン先生です。合格点に満たなければ、再提出をしなくてはいけません。

 

何度も合格点に達しない、達する努力が見られない、期日を過ぎる等すると問答無用で単位はでません。通信教育がメインの学校ですし、この点に関しては、わたしの通った新宿山吹高校はとてもシビアでした。

 

 

★登校日・面接指導(スクーリング)ってどんなもの?

この問題集に加えて、週一回の登校日があります。面接指導(スクーリング)とも言います。わたしの場合は土曜日でした。(普通科や定時制を並立している学校が多いので、大体土曜日みたいです)

この週一回の登校日は、体育や家庭科、音楽、図工、総合学習(道徳)などの実技系科目や、数学や現代文などの授業を行います。その他の授業では時間中にレポートのサポートをしてくれます。

 

最低の出席日数は2回~10回程度、高校必修科目は多かったりしますがそれでも全日制より少ないですよね。半期で毎週土曜日、多くても24日の授業日数があるうち、10日間でればOKです。

 

ただし、1分でも遅刻は認められません。遅延などの例外もありません。1日でも1分でも足りなければ単位はもらえません。

逆に、すべて出席してもOKです。実技以外の授業内容は、問題集を基にした個別指導が多い。大学受験を控えた人たちは、わざと出席してじぶんのわからないところを教えてもらったりしていました。実技系科目も、なかなか皆でドッチボールやバスケをする機会ってないですから、結構出てたりします。

 

 

 

本当に、ダブらず卒業できるの?

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わたしが進学したのは、単位制の通信制学校です。最近増えているそうです。

高校というのは学年制か、単位制にわかれています。おおざっぱにいうと、学年生の場合、1年生の時はこのカリキュラム、それができなければもう一回、という流れ。単位制の場合は、卒業までに既定の単位数をとれれば卒業、という形になります。

つまり、高校の必修科目以外は、自分で授業を選ぶことができます。

 

私の場合、元の高校は学年制。落とした科目が2学年時にしか履修できないものだったので、その学校では留年というかたちでした。通信制の学校に前の学校の単位をもって入学することで、1年間で足りない単位を全て取得。卒業することができました。

単位数はギリギリ。単位制といっても、1年で取得できる単位の上限はあるので、あと一つでも落としていたら卒業できませんでした。間違いがないように何度も計算しました。不安でした。

 

通信制といっても法律で決まっている

  • 3年以上の在籍期間
  • 規定数の出席日数
  • 学力を得たと証明できる能力

は示さないと高校卒業資格はでません。

 

なので、課題の添削(レポート)、面接指導(スクーリング)、試験(テスト)で自分にはその資格があると、示していきます。

通信制高校は遅刻や期日切れは一切認められません。半期に一回の試験の日、万が一でも受けられなければ単位はでません。

 

わたし個人としては、卒業できなくても大学には絶対に行く気だったので、高等学校卒業程度認定試験をうけるつもりだったんですけどね。中馬、諦め悪いんです。(笑)

 

 

校風ってどうなの?イジメとかあるの?

通信制とひとくくりにしても、校風はやっぱり各々違うようでした。

わたしが通っていたのは、東西線神楽坂駅にある新宿山吹高校。この校風があってるんじゃないかって、とある人に教えてもらったんです。合ってました。(笑)

 

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新宿山吹高校は、イジメはなかったと思います。

  • クラスで集まるのは半期に一回なので、気が合う人としか話さない
  • そもそも週に1回、年に20回くらいしか会わない
  • 一番幼くて16歳、一番重ねてて60代
  • 目的があって通っているので、他人に興味がない人が多い

というのが主な理由かと思います。いちおう偏差値は52~59の、普通の学校だったのもあるかもです。

 

いやあ、前の高校では『中馬、友達ひとりもできない~~。絶対いじめられる~~』なんて泣きついてたんですけどね。いじめられませんでした。(笑)

 

友達は、mixiやSNSを介してだったり、お昼を食べるラウンジで話しかけたりかけられたり。部活もありますから、友達の友達・・・みないな感じで広がっていきました。あのレポートと戦う同志だったりしたから、わかりあえた部分もあるかもしれません。(笑)

一度やめたけれど、わざわざ学校に通っているってことは相応の目的があるわけで。自分のやりたいことに夢中な人は、蹴落としたりっていうのに興味がないのだと思います。

まあ、合わなけれな関わらないでいられるカリキュラムですからね!(笑)

 

仕事やダブルスクールをしている人も、土曜日だけはお休みにしていたりして、放課後デニーズでおしゃべりするのが常でした。楽しかった。

 

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全日制にあって、通信制に無いもの。

★行事の一体感

文化祭、球技祭などの行事は基本的に自由参加。

仕事や家庭、ダブルスクールの生徒も多いですし、そもそもクラスっていう概念がないので、一体感はありません。みんな来ません。

 

ただ、わたしは軽音楽を友達とやっていました。呼ばれた時だけでるキーボード。(笑)

新宿山吹高校の場合、定時制の生徒と一緒に行われます。 この文化祭を通して、定時制の軽音楽部の人と仲良くなることができました。

皆で時間を合わせてスタジオに行ったり、うちあげをしたり、青春でした。

 

★制服

年齢層が幅広いので、制服はありません。前の高校の制服を着ていると、ちょっとしたアイドル。ただ、成人してタバコを吸っている友人には煙たがられます。 

 

★進路指導の安心感

通信制にも担任の先生はいます。問題集を提出しているぶん、ちょっとした文通仲間のような意識も芽生えます。

先生方も、教育の第一線で活躍していた方や、いろいろな事情に理解がある方、土曜日も生徒に割きたいっていう方が多いので、相談には乗ってくれます。

 

ただ、進路はこうあるべきっていう指標が、想像以上にありません。

ある程度の学力や能力があった場合、進学校にいたとしたら、絶対に大学を進められますよね。偏差値はこのくらいで、校風はこんなところが良くて、就職?何を言っているの!みたいな。偏見かな?

 

とにかく、定時制の場合はそれがありません。

そもそも卒業しないでまた1年いてもいいし、休息を取るのでもいい。進学するなら力を貸してくれますが、自分からやりたいっていうしかありません。

どこぞの親方のもとで修行中だけど、高校卒業資格くらいは取ってこいって言われたとか、孫に教えたいから高校の勉強をしたいお婆ちゃんとか、将来も通う目的も十人十色すぎますから。

 

 

 

通信制高校っていう選択肢をとって、得たもの。

 

  • ダブることなく卒業できた
  • 高校の友達が、2倍以上に増えた
  • 多少のことはなんとかなるっていう自信がついた

上記の 3点が、わたしの中で大きく得られたものです。

これに関しては、書いていたらだいぶ長くなってしまいました。

 

ccc.hatenablog.jp

 なのでこちらに別記事として作りました~。

 

 

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さてさて。

ここまで書いておいてって話ですが、わたしは通信制っていうものに、みんながどんなイメージをもっているかわかりません。切羽つまるまで、通信制っていう選択肢すら頭になかったものですから。

 

でも、時代はどんどん変わっていて、働き方だって、生き方だって自分で選べるようになっていますよね。それは、義務教育中でも成人前でも同じこと。歳なんて関係なく、学び方も自分で選べることのひとつだと思います。

それをできるだけの知識を与えてくれた、当時の関係者にひたすら感謝しています。(笑)

 

それを明言しておきたかった!

お付き合いくださり、ありがとうございました!