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旅する物書きの 中馬さりの(@chuuuuuman)です。

 

先日

「通信制か定時制か大検か迷っています。通信制高校のメリットってなんですか?」

という問い合わせをいただきました。

 

 

わかる~~、悩むよね!

通信制か、大検か、通信制か!

 

わたしも高校中退は決定していたものの、大学に行きたい気持ちがとにかく強かった。

勉強も好きだったし、当時から物書きとして生活したいと思っていたから大学生の経験がしたかったんです。

なので、受験資格を得る方法を必死で探しました。

結果として私は通信制高校に進学し、ダブることもなく大学合格しました。あの時、必死で調べて本当によかったと思っています。

 

この記事では通信制高校のリアルなメリットを体験談としてまとめつつ、迷っている方へ私の個人的な意見を伝えさせてください。

大検でなく通信制高校を選んだ理由と得られるメリット

最初に「結果として私は通信制高校に進学し、ダブることもなく大学合格しました」とお伝えしました。

そう、結果的に私は大検は受けずに済んだので、身をもって体験できたのは通信制のメリットです。

先に一覧でネタバレしちゃうとこんな感じ。

  1. 個人で環境に対応する力がつく
  2. 大人になってからも話題になる
  3. スケジュール管理が得意になる
  4. 受験時に大検用の勉強をしなくていい
  5. 学生でいられる&学割がきく

進路指導の先生や予備校の講師の方も知りえない話だと思うので、詳しく語らせてください!

メリット1.個人で環境に対応する力がつく

まずはこれ、個人で環境に対応する力がつくことですね。

当時は気づかなかったんですけど、大学に進学したあとや就職後にまわりから言われて実感しました!

 

私が通っていた通信制高校も一応クラスがありました。

でも、基本的には授業がやってる教室にひとりで行って、ひとりで講義を聞いて、ひとりで課題をだして単位を取ります。

足りない単位はひとりひとり違うから、授業で毎回一緒になる人はほとんどいません。(大学と同じ仕組みです)

クラス単位で行動したのは始業式後の1時間のホームルームだけだった気がします。

 

なので、困ったときは自分から話しかけなきゃいけないし、困ってなければ話しかけなくていいんです。

友達がほしければ作ればいいし、派閥があるから仲良くしなきゃとかそういうのもありません。

 

でね、人間ってこういう自由な空間に放り出されるとまじでサバイバル能力がつきます。

全日制の高校に通っていた時は、ちょっと困ったとしてももともと振り分けられたクラスのメンバーが助けてくれたり、なんとなく群れと同じ行動をとっていたりすれば大丈夫だった気がします。

でも、例えば通信制高校で課題を亡くしてしまったら自分で手続きをして再発行を依頼しなくちゃ単位を落とします。

移動教室がわからなくて校内で迷ったときは、同じ授業の人はいないので自分から周りに聞いたりポータルサイトで調べる必要があります。

 

だからこそ、単純に強くなります。

もともとの性格や寂しがり屋かどうか以前の問題として「あ、これは自分の人生に影響がある。本当にどうにかしなきゃいけない時だ」と思った時は自然に体が動くようになりました。

 

また、通信制の特徴として 年齢のくぎりがない んですよね。

自分より学年が若い年上もいれば、同じ学年の同級生もいる。

そういう中で過ごして、いい意味で取巻きや肩書き、年齢、学歴などで相手を判断しなくなりました。

 

全日制をやめて通信制高校に行くっていうと

「不真面目とかヤンキーってレッテルをはられるよ」

「就職活動で誰も相手にしてくれなくなるよ」

って脅かしてくる意地悪な人もいます。

でもヤンキーがどうこうよりも、まず気に入らない人とは関わらなければい。それができるのが通信制です。

 

まあわざわざ通信制高校に通うなんて夢や希望がある人ばかりなので意外とヤンキーはいないですけどね。

家庭の事情で働きながらも勉強したい苦学生や、孫からの質問に答えるため勉強したいっていうミセスとか。

 

なんだか難しい話になってきちゃいましたね?!

つまりあれよ、いい意味で色んな人がいっぱいのサバイバル空間だから視野がひろがります!

メリット2.大人になってからも話題になる

2つ目のメリットは大人になってからも話題になること!

大学時代、就職活動のとき、会社員生活、フリーライターになってから……。

どこでもいつでも、いい意味で話題になりました。

 

このご時世、中退する方や通信制高校に通う人って思っているより多いんですよ。

だからちょっと隠さずカミングアウトすれば

「俺も中退して大検受けたんだ~!」

「わたしも定時制に通いなおしたの! え、どこ校?!」

「娘が学校を変えたいみたいなのよね、受験のときってどうだった?」

みたいな感じで話題になります。

 

しかも、思っているより多いんですけど少数派ではあるので、自分の体験談がめちゃくちゃ人の役に立つ!

同じ境遇のひとと謎の結束力がうまれて仲良くなれます!

 

「就職活動で不利になるのでは?」

って心配する方もいるとは思いますが、個人的にはデメリットになるかは自分のプレゼン次第だと考えています。

なかには高校中退なんて絶対ダメって方もいるかもしれませんが、そこまで生理的に無理ならもう諦めがついちゃうのは私だけでしょうか。

私はそこまで苦労せずに(大学が業界特化的だったのもあるけれど)就職できたので、中退するかで悩むより、伝え方や他の部分を工夫する方が効率的だと思います!

メリット3.スケジュール管理が得意になる

通信制高校=課題(レポート)との闘いです。

各レポートは学校の小テストみたいな感じで簡単なんですけど、いかんせん量が多い。

通学の代わりですから、そこそこ量があっても文句は言えないですね。

 

通信制のレポートは締め切りが明確に決まっていて、完璧にできるまで再提出が繰り返されます。(再提出にも締め切りがあります)

最終日までに1通でもクリアしていなければ単位はでません。追試で何とか……なんて慈悲もありませんでした。

 

このレポート達は、楽か辛いかって聞かれたら「楽ではない」です。

ただ、ここで私は締切りへの対応力を得たと思っています。

 

通信制の在学時から私はフリーライター業を始め、大学受験や就職活動の時も続けます。

そんな込み入った時期でも締切りに対応しきれたのはサバイバル課題ラッシュで鍛えたおかげかな、と。

ライターに限らずその後の人生において「締め切り」や「ここぞという頑張り時」ってあると思うんです。

その対応力を磨くきっかけだと思えば、頑張っておいて損はないですよね!

メリット4.受験時に大検用の勉強をしなくていい

どこの学部に行くかにもよると思うんだけど、受験勉強と大検の準備を同時進行しなくてよかったのも個人的にはメリットでした。

わたしは大学に行くなら文学部か家政学部のどっちかって決めていました。

どっちもガチガチの文系の学部です。(頭も文系です)

 

ちなみに、単位を落としていたのは数学や物理など。

言わずもがな苦手な科目&嫌いな分野です……。

 

もし私が大検(高卒認定試験)を選んだ場合は、単位を落としていた数学や物理などを受けなければいけませんでした。

これらは大学受験では使わない分野です。

大学受験で使う科目と、大検で受ける科目がかぶっている方は困らないかもしれません。

でも、大検と受検の科目が違う方は注意です。

当時の私にとって大学に行くことが最優先事項。何よりもまず受験勉強を優先したいのが本音でした。

だからこそ、先倒しでレポートを終わらせ卒業を確定できる通信制高校を選んで本当によかったと思いました。

メリット5.学生でいられる&学割がきく

急にふんわりした話になったと思いました?!

でもね、あのね、学割ってすごいの。本当にすごいんです。

失ってから気付くけど、色んなことが本当に割安になってるんです。

 

今思えば、学生って学割が効いて色んなことを割安にできる代わりにどんどん挑戦しちゃえって期間なんだと思います。

PCソフトだって格安で契約できるからインターネットでじゃんじゃん世界に挑戦すればいいし。

交通費だって割安なんだから色んな体験をしにいけばいい。美術館とか博物館とか映画とか、本物に割安で触れられるのって今だけです。

 

あとね、やっぱり 自分を一言で表すなにかって結構大きい です。

通信制高校に通うとしても、中退する以上、入学するまでの少しは何の肩書きもない状態になるんですよ。

「今、なにをしているんですか?」って聞かれたときに「学生です」ってとっても答えやすい。

それまで全く自覚せずに過ごしていたんですが、学生って肩書きを捨てた自分って

  • デニーズでバイトに明け暮れてるただのフリーター
  • 小説家になりたいけど陽の目をみてないガチ無職
  • 18才、ひとりで何もできないただの女

でしかなかったんですよね。悲しい……。

 

学生のうちから才能を開花させる人もいれば、遅咲きの人もいます。

なので、肩書が一瞬なくなることなんて仕方がないことだとは思います。

だけど私は文章を書いて生きたいと思っていた分、これでも自分なりに切磋琢磨していたつもりだったんです。

(実際、小説コンクールに応募などはしていました)

 

でも「ああ自分、何も残ってないじゃん」って思ったんですよね。

そのショックが理由でライター業を始めるから結果的にはいいんですけど。

ただ、あの虚無感は20代半ばの今でも鮮明に思い出せます。

(味をもってくれた方はプロフィール記事も見てくれたら嬉しいです)

 

話が脱線しましたが、つまり学割とか学生の身分ってすごく使い勝手がいいんです。

大検を受けるか通信制にするか迷っている人って、当時のわたしと同じように将来の理想像があるんじゃないかなって思います。

その夢をおいかけるサポートとして、学割や学生の身分って大きくないですか?

ここまで言ったけど結局メリットは後付け

ここまでまとめてなんですが、通信制高校に限らずメリットって後付けのものだと思います。

「面白そうかも~!」でやってみて楽しかったらメリットがあると思うだろうし、微妙だと感じたらメリットないって言うんじゃないかなって。

ようは、口コミって主観がどうしても入っていると思うんです。

 

だからあくまで私の個人的な意見。

ですが、わたしは通信制高校って選択肢を選んで本当によかったです。

全日制の先生とか、ご両親、お友達は心配だからこそ、色んなリスクを想定して教えてくれると思います。

自分自身も将来に不安があればあるほど色んな情報を集めると思います。

 

でもね、結局1番の味方は自分。

本当に困ったら自分の直感を信じるのがおすすめ。

通信制高校のほとんどは、いつ行っても行内見学させてくれるはずです。

(わたしの通っていた新宿山吹高校は常にOKだったはず)

まわりの意見はほどほど~に聞いて、最後は自分で見に行って悔いのない選択をしてほしいと思っています!

他にも高校中退・通信制高校カテゴリーでは僭越ながら体験談をまとめてるのでぜひ読んでみてください!

 

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中馬 さりの

中馬 さりの

旅暮らしの物書き。1992年、東京生まれ。文化女子大学服装学部を卒業後、アパレルメーカーに勤め、2016年からフリーライターとして活動を開始。現在は編集プロダクションLILYPRODUCTSの代表をしながら、ファッションブログや月額マガジンの運営をしています。
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