地雷クライアントなんていない!ライター歴7年以上の私がそう考えるたった1つの理由

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フリーライターの中馬さりの(@chuuuuuman)です。

私がライターとしてクライアントからはじめてお金をもらったのは高校三年生のとき。2009年のことです。

それから大学に進学したり会社員をしていた頃もありしましたが、2016以降はフリーライターとして活動をしています。

(自慢ではないんですけど、年数だけ長いですね……年数だけね……!)

 

そんな私が、今日は世の中に異議を申し立てたい!

タイトルの通り、「地雷クライアントなんていなくないですか?」ってことです。

 

地雷クライアントとは

地雷クライアントとは、簡単にいうと「悪徳クライアント」のことらしいです。

ネット上で作られた言葉らしく、定義がふわふわとしているみたいですね。

おおまかには「大丈夫そうと思って契約したら、予想外の横暴な扱いしてきたクライアントさん」のようで・・・地雷とは言い得て妙。すごいですねボキャブラリー。

具体的に言うと、報酬を払わないでトンズラ納品後に募集要項に手違いがあったと言われたセクハラまがいのことをされた・・・。

私もお友達やお願いしているライターさんから地雷発見エピソードを聞くと絶句です。

今回は、そういうネジが外れた犯罪まがいのことをする人は除きます。

もうそのレベルに至った時点で、クライアントさんではないし、関わる必要もないですもん。

仕事時間はクライアントさんを優先させたいですもんね。

 

巷で聞く地雷クライアント被害届に疑問を抱く

こう地雷クライアントについて定義すると、巷で聞く「こんな地雷クライアントにあった!」って被害届に疑問を持たざるをえません。

例えば、以下のようなパターンをよく耳にします。

 

1.報酬が安い

まず1つ目は報酬が安すぎるという主張。

でもですね、そもそも納得できる報酬じゃないのなら受注するのを辞めましょう。

外注や受注の関係がないのなら、そもそもクライアントさんじゃありません。ただの人です。

それに、値段はお互いが決めることです。

相場よりどうだから良いとか悪いとかじゃなくて、納得の値決めができていないから不満が生まれるんだと思います

 

2.聞いてない理由での修正がとんでもなく多い

2つ目は聞いていない理由での修正がとんでもなく多いという主張。

でも、これも単純に予想していたのと違ったから修正依頼をされた。ただそれだけでしょうって思います。

最初に指示だしといてよって気持ちもわかりますけど、どっから説明するか問題はなかなか難しいところでもあります。

1人が分かりやすいといっても残りの9人は長すぎて読みきれないという指示書もあるし、9人が分かりやすいといっても1人だけ通じないこともありますからね。

 

実は私も今はフリーライター業と、編集プロダクション事業を並行して行っています。

編集プロダクション事業では主にライターさんに依頼をして書いてもらうのですが、10人に同じ指示とお手本を渡しても同じ原稿は2つとできません。

(そこが言葉の楽しいところなんですが今回は割愛します)

 

言わなくても何か察してくれる人がいるように、どれだけ言葉を尽くしても意思疎通できない人はいます。

これって単純に相性の問題だと思うんですよね。

どっちが良いとか悪いとかじゃなく、たまたまそのクライアントさんと自分の相性が合わなかったのでしょう。

もしあるクライアントさんだけ修正があって辛いなら、地雷クライアントかどうか悩むより「あ〜、相性悪いんだな」と考えて次にトライしたほうが長期的に見て得だと思います。

 

3.「今回は特別」が多く指示が安定しない

3つ目は「今回は特別」が多く指示が安定しないという主張です。

確かに困る気持ちはわかる。すっごくわかります。

 

ただですね……これって、信用してくれてる故じゃないですかね。

(それが嬉しいかどうかは別ですが)

 

それに、雇われシェフがアレルギーをもっているお客様に「いやアレルギー対応とか契約に入ってないんで」とか言いませんよね。

別料金になっちゃうとか量が減るなどの交渉はあるとしても、あいつはヤバイ客だみたいな感じで通報することはないと思います。

 

ライターも同じじゃないでしょうか。

特別報酬や文字数量の交渉はあるにしても、これだけで地雷クライアント認定をする必要はないと思います。

あまりにも苦しいなら、これも相性の不一致ですね。

 

4.(納期に遅れたら)お金を払ってくれなかった

4つ目は(納期に遅れたら)お金を払ってくれなかったという主張です。

 

でもですね……考えてみてほしいんです。

仮にあなたがオーダーメイドのウェディングドレスを依頼していたとします。

いくら綺麗に完成していても、結婚式当日に間に合わなければ料金は支払いませんよね。ドレスすらいらないかも。

 

ライターの仕事は原稿を書き終わった段階で一度終了します。

でもクライアントからすれば、書いた文章を編集&校閲し、公開し、拡散され、ようよく収益(結果)に結びつきます。

この過程が丸つぶれになったら、お支払いする賃金がなくても文句はいえないと思うんです。

 

もちろん、礼儀的には報酬を支払うべきだと思います。

クライアントだってスケジュールに余裕をもたせておくべき。

ウェディングドレスのように特定の1日を逃したらすべてが水の泡になることもあんまりないですからね。

それでも「地雷クライアントだ!」って言いふらす前に納期を守る意識をもった方が絶対にあなたのためになります。

 

5.連絡が遅い

5つ目の主張は連絡が遅いというもの。

これはきっとすごく頑張って返信してるライターさんだからこその不快ポイントかなって思います。

 

ただ、ライターにも兼業でがんばっている方や家事も育児もこなすスーパーママさん、海外在住の方などいろいろな人がいるように、クライアント側にも事情があります。

個人事業主さんなら外注できるほど儲かっている忙しい人でしょう。

大企業は大企業で話を通さなきゃいけない上司や会議が沢山いる可能性が高いですね。

社外秘が絡めば迂闊なことを外注さんに言えません。

その背景はライター側が想像しても良い部分なのでは……と、私は思います。

 

それでも遅くて不安なのであれば、

「不安なので一言お返事いただけますか?」

「勝手ながら◯日までにお返事頂けなければ、納期もそのぶん余裕が欲しいと存じます」

みたいな感じで、相手が返しやすいように対応してあげるのはどうでしょうか。

不安なら普段はどれくらいのペースで返信をいただけるか前もって聞いておくのも1つの手です。

 

地雷クライアントを作りだすのは自分の意識だ

そもそもどの案件を受けるのか、状況を判断しすべてを決めるのは自分です。

そうすると地雷クライアントなんてそうそういない状況になります。

(本当に犯罪まがいのことをする人に追いかけられたら全力で逃げましょう)

 

今回は「地雷クライアント」について思うことをまとめてみました。

もちろん業界に限らず存在するヤバい人と出会う可能性も無きにしも非ずなので注意するのはいいのですが……。

でも、何でも「地雷クライアント」という表現で片づけてしまったら、自分のふるまいを見つめ直すきっかけも逃してしまいますよね。

  • クライアントさんと意思疎通がとれない
  • うまく指示内容を理解できない
  • 修正がはいる
こういうのは自分の仕事の仕方を見直す良いきっかけ。

「地雷クライアント」という言葉で片づけるのはもったいないです。

思いつめる必要はありませんが、自分で地雷クライアントというレッテルをはりつけていないか、視野を広くもって活動していきましょう!

 

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