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「一緒にいると楽しい、だから好き」っていう人が怖い

「一緒にいると楽しい、だから好き」っていう人が怖いんだよなぁ。

悪く言えば気にしすぎ

これは職業病かもしれないんですが、言葉って本当に凶器になり得ると思うんですよ。

めちゃくちゃダメージをあたえてトラウマを作れば何年も相手を苦しめられる。基本的に致命傷までには至らないのも、傷口が見えないのもタチが悪い。

(もちろん、たった数文字で何十年のトラウマを解消する特効薬にもなりえるけれど)

まあ、書き手としてはできるだけ癒しになる使い方をしたいと思っているし、傷つける表現は避けたいなと思います。

で、今回ぐるぐる考えているのは、その避けたい表現の1つ「一緒にいると楽しい、だから好き」っていうヤツのことです。

「一緒にいると楽しい、だから好き」が怖すぎる

「一緒にいると楽しい、だから好き」

……いや~~~、気にし過ぎなんだろうな。でも、私個人としては、この表現がすごく怖く感じてしまう。

そもそも、私が思う限りこれを言われた側は3通りの捉え方ができると思うんです。

①わたしも楽しい!だから好き

1つ目は「わたしも楽しい!だから好き」というパターン。

……う~~ん、歯がゆい。とっても歯がゆい。

自分で思い浮かべてしまった瞬間、全力で問うてますよ、「楽しくなかったら嫌いなの?」って。しかも「楽しくなくなっちゃったら嫌いになっちゃうの?」って。

なんかさ、例えば少し具合が悪かったり悲しい瞬間があったりして、ちょ~~っといつもより楽しくなかったとするじゃん。

そしたらこの場合はどうなっちゃうんだろうって思うんですよ。

……いや、たぶん無理じゃん。一緒にいないじゃん。

こんな思考回路をさせるくらいだったら「一緒にいると楽しいから好き」って言わない方がいいんじゃないかと思うわけですよ。

「今日はすごく楽しかった!」で、いいじゃんね。

②そりゃあ楽しいでしょうね、よかった

2つ目が「そりゃあ楽しいでしょうね、よかった」ってパターン。

主に接待などの場合、これを思い浮かべてしまいます。大好きなクライアントさんとだったら楽しいでしょうけど、そんなことばかりでもないですしね。

他にも、気を使っちゃうタイプの人は「むしろ楽しんでくれなきゃ困っちゃうし、よかったよ。一安心だよ(ふう)」みたいな感じに思うんじゃないかなあ。

 

ここまで卑屈な見方をしなくても、例えば誰かを祝いたいと思っていたり誰かの為を思ってした行動だったら楽しませることが前提。

楽しんでくれたこと=周囲の任務達成になるわけですからね。

そもそも、どちらかがどちらかに楽しんでもらうため無理をしていたら、その関係って長続きはしないよなぁ……と思ってしまいます。

③あなたとだから楽しくなったわ

最後が「あなたとだから楽しくなったわ」っていうやつです。

「あなたとだから」がつくってことは、もともとは楽しくない可能性があったはず。

だって誰とやっても楽しめるようなことだったら、あなたとだったからなんて思わないですからね。

無理矢理がんばっているテスト勉強とか憂鬱な出勤時間とか、そういう大変なことも「あなたとだから」楽しかったってことですよね。

 

人生において、楽しくないことや無理矢理していることの割合ってどれくらいでしょう。

多かれ少なかれあるでしょうけど、こういう「この人とだったら楽しい」って人って貴重な存在ですよね。

でも、個人的には人生の楽しくないことや無理矢理していることの割合は減らしていきたいなぁと思います。

なので、この「あなたとだから」と思える相手は期間限定といいますか……。

シンデレラの魔法使いみたいにここぞというタイミングで助けてもらうのはいいですけど、現状を工夫しなくなっちゃダメだよなぁ……って思います。

結論は「考えすぎ」なんだけど

ぐるぐる考えたままに書いたけど、結論としては「考えすぎ」ですね。

ちょっと凝った意味深い表現を見かけるとこうやって考え過ぎちゃうから、できる限り自分のことはシンプルに言い表したいなと思います。

単純に感謝の気持ちを表現したいのなら「ありがとう」一択でいいし、「好き」とか「だから」とか余計なことを言いたくないなぁって。

とりとめのない話ですが、そんなことを思いました。

 

 

ABOUT ME
中馬 さりの
1992年、東京生まれ。旅する物書き。プロモーション用小説の執筆、旅行雑誌への寄稿、編集プロダクションLILYPRODUCTSの代表、Webサイト運営などで生きています。小説はnoteで、旅暮らしの様子はYouTubeで発信中。
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