Sarino CHUMAN BLOG
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ライティング

文章力向上にはリライトが最適!現役ライターが考える効果的なリライト術

中馬さりの(@chuuuuuman)です。

私は、まがりなりにも女子高校生の時から執筆業をしていたぶん、面倒を見てくれる先輩ライターさんが沢山いたほうだと思います。

・・・で、ライターが集まると確実といっていいほど話題にあがる、とあるネタ。

ズバリ、「文章力をあげるのに良い方法はなにか」!

もちろん、7年たった今でも目につくところで話題に出るのですが・・・正直、私の中で結論は出ています。

私が1番オススメする究極の文章力アップ方法は「好きな記事をリライトすること」です。

文章力をあげたいなら好きな記事をリライトしろ

究極の文章力アップ方法は「好きな記事をリライトすること」です。

文章を書くのが好きなは多かれ少なかれ、理想の文章があると思います。

そのメインのストーリーは変えず、ただし表現方法は大きく変えて、結論は同じだけど全く別の記事に作ってみてください。

※パクって公開するのはダメですけどね!

文章力をあげるリライトの具体的な手順

じゃあ、いざ文章力をあげるためにリライトするとして、どういった流れですすめていけばいいのでしょうか?

具体的には以下の通りです。

  1. 意味は変えずに違う文章に書き替える
  2. 声に出して読んでみる
  3. 推敲する
  4. もとの文章と読み比べて癖を知る

上記の4ステップを満足いくまで繰り返します。

意味は変えずに違う文章に書き替えるというのは、たとえば以下のような感じ。


【例】

わかりやすい文章にはいくつか例があります。初心者か上級者かは関係なく、ある程度の法則にしたがって書き進めることで誰でも一定以上のものは執筆することができるのです。


【リライト案1】

「誰にでもわかる文章」というのはいくつかテンプレートがあります。そのテンプレにさえしたがえば、執筆者のレベルはそこまで関係がありません。だれでも、伝わる文章を書くことができます。

 

【リライト案2】

わかりやすい文章には法則があります。この法則にしたがうことで、初めて文章を書く人でもライターとして仕事に励む人でも、より分かりやす文章を執筆できるようになるのです。

 

【リライト案3】

伝わる文章を書くのに、執筆者のレベルは関係ありません。共通する法則さえ守れば、ある程度つたわる文章はだれにだって書けてしまうのです。


今は例として3つの案を出しましたが、個数を出すより1つの原稿を最初から終わりまでリライトする方がオススメです。

こんな感じでひととおり書き終わったら、声に出してよんでみましょう。

リライトといえど自分のベストを尽くした記事にしたいので、言い回しがくどくなっていたり誤字脱字がないかしっかりと推敲して作りこみます。

今の自分ができる1番のリライトだと思ったら、お手本にした記事と見比べてみてください。

リライトをしているので表現こそ違いますが、おそらく以下のような部分に差がでてきます。

  • 漢字とカタカナの割合
  • 句読点の位置、量
  • 抽象的表現や比喩の割合、量
  • 導入部分、まとめの長さ

違う部分は、自分らしさとして維持するのも良いし意識して直すのでもどちらでも良いです。

でも、どちらにせよ自分の文章と好きな(目指す)文章の違う部分、癖として認識することができます!

1度気づいてしまえば、あとは意識するだけ。自分の理想の文章に近づくことができますよ。

どうしてリライトで文章力があがるのか

ところで、ライティングの教本で「好きな文章を書き写そう」みたいなのを見かけたことはありますか?

 

私的には、これ、あんまり意味がないと思います。

なぜなら、好きな文章をそのまま書き写すのは、勉強でいう教科書をノートに丸写しし続けるのと一緒だから。

 

その点、リライトの場合は自分の中にある言葉でより良いものになるように考えなくちゃいけません。

勉強の例えをひっぱると、教科書を見つつ問題集を解くようなイメージ。

好きな文章をリライトすると、教科書(理想形)も確認しつつ、問題集を解く(自分で知識を使いこなす)訓練ができます。

だから、より実践的な文章力をつけることができるんです。

今から文章力をあげたいなら好きな文章をリライトしよう

ライターをしてるといつも思うのですが、書く力って書くことでしか身につかないんですよね。

わたしは初めてライターになったときも、LPを担当してコピーライティングに興味をもったときも、好きな人の書き方を真似させてもらうことで文章力をあげてきました。

今でも、本気で書くお気に入りの記事ほど、冒頭は●●さん風、結びの歯切れの良さは××さん、なんて、色んな方をお手本にしています。

本を読むだけじゃもったいない。取材をするだけ、営業するだけでもまだまだできる!

ぜひ、好きな人の記事をリライトする文章力アップ方法、ためしてみてくださいね。

ABOUT ME
中馬 さりの
ちゅうまんさりのです。 逆旅出版という会社を運営しながら、年間180日以上、旅する暮らし方をしています。
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