旅YouTube「さり旅」を運営しています、中馬さりの(@chuuuuuman)です。
先日、YouTubeの登録者さんが1000人を突破しました~!!
そこでこの記事では
- YouTubeで登録者1000人を達成するためにやったこと
- 何がどれくらい難しかったのか
- 巷でされているアドバイスで取り入れたもの&辞めたもの
などなど、具体的な話をします。
これからYouTubeをする方の足しに少しでもなれば幸いです!
ちなみに、嬉しさこぼれる個人的な報告記事はこちら!箸休め的にどうぞ!
チャンネル登録1000人の壁とは
YouTubeをやるにあたって、登録者数1000人というのはひとつの節目として考えられがちです。
というのも、チャンネルを運営している人の多くが「動画で収益をあげたい」と思っており、YouTubeで広告を掲載するための基準が
- 過去12 か月間の総再生時間が4,000時間以上
- チャンネル登録者数が1,000人以上
であるためです。
また、1000人を超すと
- コミュニティ投稿というタイムラインに文章を投稿する機能が使える
- 関連動画などに表示されやすくなる(と言われている)
ので、やっぱりチャンネル運営上の1つの節目であると言えます。
とはいえチャンネル登録者数1000人は難しい
ですが、機材もない! 経験もない! あるのはやる気だけ!という状況から、チャンネル登録者数1000人に到達するのは難しいことだと思います。
たま~に見かける「数ヶ月で1000人に到達しました」という方は、
- 他に何チャンネルも運営した経験がある
- 敏腕プロデューサーがついてる
- TwitterやInstagram、芸能活動などで努力をしてきた
- プロの編集者に依頼している
- お金をかけて珍しいことをしている
- たくさんの人が興味を持つ稀有な経験がある
みたいな場合か、日本の0.00001%くらいの天才なのでは……?
そうでなくても、YouTubeを見ればチャンネル登録者数が数万人とか何百万人という人がたくさんいます。
だから、さもそれが普通だと感じそうになりますが、本当はそういった方々の無名の時期を知らないだけだったりもするんですよね。
しかも、チャンネル登録者が少ないチャンネルはYouTubeの「おすすめ機能」でピックアップされることも、他動画の「関連」に表示されることもありません。
だから実際は登録者の少ない生まれたばかりのチャンネルもたくさんあるんでしょうけれど、どうしても著名な方々が目につき、自分はなんてダメなんだろうと思っちゃうんですよね。
とはいえ、そんなことを思ってグダグダしていても仕方がありません!(笑)
どうにかチャンネル登録者数1000人を突破しようと試行錯誤したので、その工夫をまとめておきます。
チャンネル登録者数1000人を達成するまでにしたこと
私がチャンネルを解説したのは2020年の初め。
チャンネル登録者数1000人を達成したのは2021年の9月6日です。最初は動画なんてほぼ撮ったこともなく、編集ソフト選びも初めて。
しかも、数本しか投稿しない月もあったくらい(それはダメ)
にも関わらず、全92本の作成・公開でこれだけの方に「今後も見てもいいかな」と思ってもらえたのはとても有難いことだと思っています。
一応、ここに至るまでには試行錯誤もあったので、実践したことをまとめておきます。
1.ある程度の数の動画を継続して公開
まず、動画はやっぱりある程度作らないといけないと思います。
実際、動画が増えれば増えるほど増加率は高くなりました。
YouTube内でピックアップされて露出が増えるのもありますが、1度動画を見てトップページに戻った時、毎日ではなくても定期的に更新されている方が登録しようかなと思いますもんね。
そもそも、登録してもらうためには、一度動画を見た後にまた見たくなるような「理由」が必要なのだと思います。その理由獲得を目標にしていきたいものです。
(なので言ってしまえば、仮に発展途上でも「これからよくなりそう」と思ってもらえるのも登録につながるのかなって思っています)
2.動画の内容・雰囲気を統一
これはまだまだ工夫の途中の最中なのですが、動画の内容や雰囲気は絶対に統一すべきだと思っています。
最初は
- どういう風にやったらいいのか(技術面に)
- 需要があるジャンルは何か(市場的に)
- 自分が動画にできる内容は何か
(興味がないことを続けるのはしんどい)
などなどわからないことが多すぎて、いろいろと試しました。
そこで、私の場合は
- ざっくりとジャンルを固定
- ジャンルから既存のチャンネルを調べ需要の有無を確認
- 既存チャンネルをお手本に、使用するフォント・カラー、動画の長さを決定
といった形でだんだん変更しました。
本当はお手本のチャンネルにもっとゴリゴリに寄せた方がいいとも思うのですが、その辺りは自分の好みや技術面と相談しつつ……って感じです。
それでも、意識しだしてからチャンネル登録者さんが徐々に増え始めたなと思います。
3.サムネイル画像に凝る
もともとラッピングとかが好きなので時間をかけてはいたのですが、サムネイルは本当~~~に凝った方がいいと思います!
- 文字はしっかり大きく
- どんな動画かわかるように
- 右下は時間と被るので少し空ける
といったデザイン的な良さもですが
- YouTubeの競合がどんなサムネイルで伸びているのか
- 同ジャンルで動画以外(TVや雑誌など)はどんなデザインが好まれているか
なども調べました。
なので、最初はこんな感じで視認性と好みを反映させたアイキャッチでしたが、
徐々にYouTubeの競合チャンネルを参考にデザインを変更。
たまにゴリゴリに自分の好みをだすサムネイルもだしたりして(笑)
「さり旅」は一人旅の楽しさを伝える旅YouTubeなので、大御所旅行系情報誌のるるぶっぽさを色で出してみたりしました(笑)
視聴者さんはサムネイルを見てクリックするかどうかを判断するわけですし、やっぱり視聴回数は増えました。
サムネイルだけなら昔のものも簡単に変更できるので、データを見つつ変更していくのもアリだと思います。
4.動画のクオリティ追求
動画のクオリティについても試行錯誤を続けました。
具体的には
- 音量のバランス・ノイズの消去
- 動画の切り替わる速度
- 動画全体の長さ
- 明るさ・色合い
などですね。
こういうのは動画をもともとやっていた方からしたら当たり前かもしれません。
でも普段見ているYouTuberさんは長く続けている方ばかりですし、TVはもちろんプロが作ってたくさんの人が確認していると思います。
そういう完成された動画と自分のものを比較した時に、圧倒的に醜かったんですよね。
なので、例えば「音量のバランス・ノイズの消去」という面で言えば
- 必要のないノイズは限りなく少なく
- 声はしっかり聞きとれる音量にする(小さいなら撮り直す)
- 大きい効果音は使わない(ジャンルによって効果音いらないとさえ思います)
- BGMは聞こえるか聞こえないかぐらいで十分
- イヤホンをしている状態・していない状態の両方で確認
などと気を付けました。
実際に友達に動画を見てもらい、アドバイスをもらうのもおすすめ。ざっくり感想を聞くのではなく「音量はどう思う?」などとピンポイントで聞くと周りも答えやすいと思います。
また、既にみられている同ジャンルの動画を参考にすると「このチャンネルのここがわかりやすい」とか「このくらいのテンポで画面が切り替わった方が飽きないな」とかすごく勉強になります。
それを繰り返していくとコメントもたくさんもらえたり、気づいてもらえたりすることもあって、どんどん動画作りが楽しくなりました。
5.キーワードの意識(タイトル・概要文・タグ)
そして、かなり重要だと思うのがキーワードの意識!
- タイトル
- 概要文
- タグ
などでキーワードを入れると、Google検索やYouTube検索で私を見つけてくれる方が増え始めました。
チャンネル運営を始めた段階では、まだまだ有名動画の関連などには載せてもらえません。
でも、Google検索やYouTube検索であれば情報を求めている方にピンポイントで表示されるので、早い段階で数字が動きモチベーションにもつながります。
6.トップページの設定変更
そして、トップページの設定も変更しています。
- トップページの画像を雰囲気にあったものに変更
- チャンネル名はどんなものなのかわかりやすく
- 再生リストや人気の動画を配置して使いやすく
お手本はもちろん競合で既に伸びているチャンネルです!
7.YouTube内での流行り・需要調査
私は流行に疎いので(笑)、YouTubeをよく見ているお友達に「今どんなのが流行ってるの?」と聞いて取り入れました。
それで始めたのがパッキング動画やGRWM。
私個人にはまったくない選択肢でしたが、他YouTuberさんの関連に表示してもらえて再生回数が伸びました。
あまりにもジャンルが違う企画に挑戦するのは悪影響ですが、
- イメージするターゲット層が同じ
- 同ジャンルの競合がやっている
のであれば、挑戦するのがおすすめです。
また、私の場合はコメントで
- どうやって安いホテルを見つけているんですか?
- 自分が検索してもそんなに安くありません
といったコメントをもらって作った「安いホテルの探し方」という動画が伸びました。
自分では当たり前にやりすぎて(旅狂い)指摘してもらうまでは意識すらしていなかった部分だったので、需要を教えてもらえて本当にありがたかったです。
その他、こだわっていた部分
その他、細かい部分ですが
- トップページの画像変更
- 再生リストの整理
- コメント返信
- Twitterでのシェア
などなどは試行錯誤というより楽しくてやっていました。
チャンネル登録者数1000人を達成するまでに辞めた&絶対にしなかったこと
そして……。
これは持論なのですが、何かを達成する時に「追加すること」も大切ですが「辞めること」も同じくらい大事だと思うんですよね。
(とくに私はキャパがすごく広いタイプじゃないので)
なのでちょっとオマケですが、チャンネル登録者数1000人を達成するまでに辞めた&絶対にしなかったこともまとめておきます。
1.無理なコメント返信
まずは無理なコメント返信です。
最初は「1000人突破するまではすべてのコメントに返信する」って自分の中で決めていたんです(笑)
Twitterでもちょこちょこつぶやいていたけど、本当にマジレスしまくってました(笑)
ちなみにマジレスは全部にするからね(`・ω・´)
返信は激遅だけど、これが楽しくてYouTubeやってるみたいなところある
コメントください!楽しい!mixiやってる気分なの(笑)https://t.co/m31ech3XzM pic.twitter.com/8r2TsNlThP
— 中馬さりの📕11/23文学フリマ✨ (@chuuuuuman) August 8, 2020
大前提として、私はコメントの返信をするのが大好きで、今も9割くらい楽しくマジレスをし続けています!
ただ、すべては無理だなと途中で変更しました。
というのも……
- かなり強い口調での声や話し方が嫌いという意見
- 旅YouTubeをしている=コロナを広めていると決めつけられる
(実際は家に引きこもって黙々と編集続けてるからより苦しい) - 旅している=お金持ちという理由からのキツい意見
(途中から辞めたけど私のホテル泊費用は平均より安いので勘違い)
などなどに対して、言葉を選ぶのにすごく時間がかかってしまうと気付いたからです。
まあ、最初は自分が決めた「1000人突破するまではすべてのコメントに返信する」という目標を取り下げるのが嫌で嫌で仕方がなかったんですけどね。
毎日しているSHOWROOM配信でもリスナーさん達にグダグダ聞いてもらったし、発信活動をしているお友達にも相談しました。
結果としては、次の動画を楽しみにしてくれている人より、ネガティブに感じている人に時間を割くって誠実じゃないと思いまして……。
今は、1つ動画を編集し終わるたびに、自分へのご褒美としてコメントタイムをもうけて楽しく読みつつ返信させてもらっています。
それでも、やっぱり第一は発信活動を続けること(文章を書く・動画を作る)だと思うので、無理のない範囲でマジレスさせてもらおうと思っています。
2.毎日投稿(無理な投稿頻度)
10日間くらい毎日投稿をしようとした時期もあったんですけど辞めました。
無理な投稿頻度でクオリティが下がったり、一生やりたくないと思ってしまったりするなら、辞めたほうがいいと今でも思っています。
(そりゃあ定期的に更新した方が伸びるのは早いと思うけど)
3.Twitterで必ずシェアをする
Twitterで必ずシェアをするというのも辞めました。
無理をしないという点でもつながるのですが、視聴維持率(開いたあと何割まで動画を見てもらえるか・離脱率)も大事だなと気づきまして。
私の普段の活動を見守ってくれているTwitterのフォロワーさんに無理に告知するより、YouTube内の設定を整えて求めている方にお届けする方がいいのかなと変更しました。
本当に最初は興味があっても知らない人ばかりですし、他SNSがYouTubeと同じ層をターゲットにしている場合はシェアをした方がいいと思います。
ただ、私は今は「渾身の出来だ!」とか「興味持ってもらえそう」という動画はシェアしています。
YouTube登録者1000人は難しい? もう遅い?
登録者1000人を簡単に達成したという方もいます。
私個人としては……、楽しんでいたからこそ思いつめずに済みましたが、楽ではなかったなと思います。
ただ、自分ができたことで特技や個性、経験がなくてもデータを見つつコツコツやっていけば色んな人に楽しんでもらえるんだなと思いました。
コツコツやれば長期的に運営できそうですし、今後も自分が得意で需要のある動画を公開していきます。
その試行錯誤の様子も、このブログで定期的に振り返っていこうと思いますので、たまに読んでもらえると幸いです!
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