中馬さりのです。
先日、新卒として入社したアパレルメーカーを退社しました。(脱サラってやつですね)
勤めた2年半という時間は本当にあっという間でした。これからは小さい頃からの夢だった「文章書き」として生活をしようと思います。
この記事では声をかけてくださった方へのご報告をかねて、今の気持ちを正直に書いておこうと思います。
2年数ヶ月ほどお世話になった会社を辞めました
新卒で入社してから2年と数ヶ月、お世話になった会社を退職しました。
今まではアパレルメーカーでOLをしつつライター業をしていましたが、これからはフリーライター。
文章を書くという、好きなことを生業にして生きてみます。
どこか文章を書けそうな会社に入社をして……というのも考えてはみたのですが、希望の部署に入れる可能性は低いですよね。
また今お世話になっているクライアント様との取引を大事にしたいなと思ったため、フリーランスという選択肢をとることにしました。
「やりたいことは副業で叶える」のはダメなのか
アパレルメーカーに勤めていたときもライターのお仕事はしていたので、
- そのまま続けるのではダメなのか
- 何もやめる必要はなかったんじゃないか
という意見をもらうこともありました。
たしかに今までできていたんだから無理ではないし、OL業が嫌だったのかというと、そうでもありません。
職場で同僚と恋バナをしたり、終業後に飲みに行ったり、上司から娘さんの話を聞いたりするのは楽しかったような気もします。
でも、理不尽な社外対応、意味のないミーティング、なくならないセクハラ、いてもいなくても変わらない作業的な業務はやっぱり好きじゃない。
こういうめっちゃくちゃ楽しいわけでもないけど、悪くない日常ほど、失った後に「幸せだった……」とか思うのかもしれないけど、それでいうと、ライター業が楽しすぎるんですよね。
ライター業が楽しすぎる
脱稿の達成感は疲れをふきとばしてくれるし、就業後だろうと繁忙期だろうと夢中で作業できちゃう。
そんな楽しいライター業だからこそ、OLをしている以上、いつまで経っても副業と言われてしまうのが悲しく感じていました。
有休を使うにも限度があって、クライアントさんに調節してもらわなくちゃいけません。
午前9時の出勤前にミーティングをしてもらったり、お昼休みに最寄り駅まで来てもらったり。
午前中に話した案に手をつけられるのは帰宅後、日付が変わる直後なんていうのもザラにありました。
いくら「副業じゃない本気なんだ」と口で言っても、実際にかける時間量はかみあっていないなと思っていました。
会社員には会社員の、フリーランスにはフリーランスの良さがある
ここまで思いのままに書き進めていますが、会社員は会社員の、フリーランスにはフリーランスの利点があるなと思います。
しかも、フリーランスとして活動するにしても、関わる方々は会社員としての経験がある方ばかり。
お仕事で関わる方々も、私の文章を読んでくれる方々も、きっと大多数がそうです。
だからこそ、会社員としての2年半はすごく糧になったし、これからもきっと糧になると思っています。
無理だと押し付けない大人になりたい
また、これは個人的な抱負みたいなものなのですが、私は自分の子供やパートナーに対して「無理だ」とおしつけない大人になりたいと思っています。
無理だと意見してくれる方達って、優しい人が多いと思うんです。
両親や兄弟など、近しい人であればあるほど、危ない橋をわたる時は注意してくれる気がする。
ただ、無理だと言われやりたいことを諦めて過ごす時間も、私個人としてはダメだった時と同じくらい苦痛です。
「もしかしたらイケたかも」と思い悩み続けるなんて、もはや生き地獄……。そんな時間を過ごし続けたら、面白い挑戦をする人を邪魔したくなるだろうな、とも思います。
だからこそ、ダメな可能性はあるけれど、それでも挑戦したいなと思いました。
ごまかさない今の気持ちとこれからと
これから先のことはとても不安です。
でも、今までも不安でした(笑)。
高校中退した時も、大学に通い始めた時も、社会人になった時も不安だったんですよね。
それでもなんとかなっているし、いつか「独立してよかった」と思えるまで試行錯誤してみようと思います。
最後まで読んでくれてありがとうございました。
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