タイトルのとおりです。
いしいしんじ さんの著書が好きすぎておすすめ作品をまとめたかった!
いしいしんじさんの本が好きすぎておすすめ作品をまとめてみた
突然ですが私、ミステリーやサスペンスが大好きなんです。
ただ、大好きだからこそより効率的に面白い本に出会いたい。
特に、いしいしんじさんの本って面白いですが量が多い! 多作!
なので、今回は個人的な偏見で「とりあえずこれなら間違いない!」というオススメ本5作をまとめてみました。
これからいしいしんじさんの作品を知るいう方こそ、ぜひここから読んでみてください!
いしいしんじさんのおすすめ本5選
ではでは、さっそく紹介していきます!
※なるべくネタバレしない感じでご紹介していきます
おすすめ本1.白の鳥と黒の鳥
1作目は「白の鳥と黒の鳥」。いしいしんじさんらしさを詰め込んだ短編集です。
いしいしんじさんらしい、ホッとするような温かい話もあれば、グリム童話を彷彿とさせる残酷でちょっとアダルトな話も。
とりあえずコレを読んでおけば、次にどの作品を読んでも驚かなくなると思います。
おすすめ本2.ぶらんこ乗り
2作目は「ぶらんこ乗り」。
物語は弟が残した一冊のノートが見つかることで始まります。
賢い弟がつづったノート。姉は、そのノートを辿りながら色々な記憶を巡っていきます。
暖かい、辛い、悲しい、厳しい、醜い、綺麗……あのときはわからなかった家族の心中を知る、少しだけ怖さを感じるいしいしんじ的ファンタジー感が楽しめる作品です。
おすすめ本3.悪声
続いて、「悪声」です。
ええ声を持つ少年が突然、悪声になってしまいます。声を主軸にした、これぞファンタジーという壮大なストーリー。さながら、ちょっとブラックな人魚王子って雰囲気です。
個人的には壮大すぎて読むのに時間がかかりましたが、読んでいる間は没頭できて楽しかった!
おすすめ本4.東京夜話
4作目は「東京夜話」です。
いしいしんじさんが見た、東京というものの顔。東京夜話なんて、恋愛もののようなタイトルですが、96年に東京書籍から刊行された「とーきょーいしいあるき」の文庫本です。
SFや純愛や人情ものなど、いろいろ詰め込まれた本作ですが、どこかロマンチックな雰囲気が香ります。
かくいう私も田舎出身なので、東京という甘美な響きがわかるんだよなぁ。ちょっとお洒落な気分になりたい人に。
おすすめ本5.トリツカレ男
5作目は「トリツカレ男」です。
何度読んでも、他を読んでも。いしいしんじさんの著書の中で私が一番好きです。
主人公はジュゼッペという少年。一度何かに夢中になると、とりつかれたように没頭してしまう男の子です。
その盲目さゆえに何度も何度も痛い目をみるのだけど、めげずにとりつかれていきます。
ある日、ジュゼッペは風船売りの少女・ペチカと出会います。ペチカにとりつかれてしまったジュゼッペは、彼女の笑顔にある『くすみ』を取ろうと奮闘します。
ひたむきなジュゼッペと、切ないペチカの純情さ……、号泣しました。
いしいしんじさんの作品をぜひ読んでもらいたい
書評を書いていても思ったけど、いしいしんじさんってやっぱり面白いな?!
他にも、いしいしんじ さんの作品と言えば多々ありますが、まずはこの5作品がおすすめ。
ファンタジー好きな方はぜひ読んでみてくださいね!
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