書評

【書評】東野圭吾さん「秘密」がやっぱり面白かったのでレビューします

東野圭吾さんの「秘密」を読みかえしました。

「秘密」は1999年、あの東野圭吾さんを世に知らしめたブレイク作です。

やっぱりとても面白かったので、書評をブログに書くことにしました。

東野圭吾さん「秘密」ってどんな本?

まず、あらすじはこちらの通り。

運命は、愛する人を二度奪っていく。
自動車部品メーカーで働く39歳の杉田平介は妻・直子と小学5年生の娘・藻奈美と暮らしていた。長野の実家に行く妻と娘を乗せたスキーバスが崖から転落してしまう。 妻の葬儀の夜、意識を取り戻した娘の体に宿っていたのは、死んだはずの妻だった。 その日から杉田家の切なく奇妙な“秘密”の生活が始まった。 外見は小学生ながら今までどおり家事をこなす妻は、やがて藻奈美の代わりに 新しい人生を送りたいと決意し、私立中学を受験、その後は医学部を目指して共学の高校を受験する。年頃になった彼女の周囲には男性の影がちらつき、 平介は妻であって娘でもある彼女への関係に苦しむようになる。
98年度ベストミステリーとして話題をさらい、広末涼子主演で映画化、志田未来主演で連続ドラマ化もされた東野圭吾の出世作。累計200万部突破の伝説のベストセラー。
引用:「秘密」Amazon販売ページ

こちらの作品、キャッチコピーは「運命は、愛する人を二度奪っていく」とのことです。

ある日、突然かかえこまなければならなくなった秘密が重くのしかかる作品なのですが、その奥深さがさすが東野圭吾さん。

東野圭吾さん著書「秘密」の面白さ

この作品の見どころはなんといっても、娘の体を操る母の秘密、それを受け止めようとする夫の秘密。

その秘密を知ってはいけなかったあの人に伝わってしまうことで、この物語はラストに向かいます。

バッドエンドだとかモヤモヤが残るといわれがちな今作だけれど、(東野圭吾さんにとってそれは褒め言葉だとも思う)秘密がばれなけばハッピーエンドだったのか、秘密を持ち続けているべきだったのかと私は疑問に思います。

読み終わった後の打ちのめされるような気だるさに、「秘密をもつ」ことが諸刃の剣であることを実感する1冊です。

これは私の解釈ですが、誰かと本気で仲良くなるために必要なのはほんのちょっとのさらけ出す勇気なのかもしれないと思いました。

東野圭吾さん著書「秘密」はドラマ化も

ちなみに、「秘密」はドラマ化もされています。

広末涼子さんが主演!(秘密に似合いそう~!笑)

Amazonプライムビデオにもあったから、時間をみつけて見てみたいです。

東野圭吾さん「秘密」は初めてのミステリーにおすすめしたいけど

東野圭吾さんの「秘密」は初めてミステリー小説を読むって方に自信をもっておすすめしちゃう作品。

ただ、ここからミステリーにハマったら、もう戻ってこれないだろうなとも思っちゃいます。

まだ読んだことがないという方はぜひ読んでみてください!

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中馬 さりの
1992年、東京生まれ。旅する物書き。プロモーション用小説の執筆、旅行雑誌への寄稿、編集プロダクションLILYPRODUCTSの代表、Webサイト運営などで生きています。小説はnoteで、旅暮らしの様子はYouTubeで発信中。
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