Sarino CHUMAN BLOG
アラサー×旅暮らし×出版社ひとり社長
ライティング

「ライターになるには文法などの勉強をした方がいいですか」と質問をいただいて思うこと

なんとか文章を書くことで生きている さりの(@chuuuuuman)です。

今はライターをさせてもらったり創作をしたりといった個人活動と、編集プロダクションの運営で生きていけています。

そのおかげもあってか、ライターになりたい方から質問をいただくこともあります。

「自分なんかが答えるなんておこがましいな~」とも思いつつ、先輩方から「無意味な謙遜は誰の利もない」と言われているのでこの記事を書くことにしました。

 

今回、お話したいのは「文法とか勉強した方がいいんでしょうか」と質問をいただいて思うことです。

基本的にこのブログは楽しさ重視で運営しているので、この記事も楽~に書きます。

だから楽~~~に読んでください。そんな、かたっくるしい内容じゃないので。(笑)

「文法とか勉強した方がいいか」という質問に対し思うこと

ということでズバッと言います。

 

私は、ライターになりたいって方から

「文法とか勉強した方がいいんでしょうか?」

という質問をいただくたびに

「この人、超~~~~ズルいなあぁぁ」って思っています。(笑)

 

だって、考えてみてくださいよ。

これで「いらないよ」と言われたら勉強しないんですか?

で、もしライターになれなかったらどうするんでしょう。

「いらないよ」って先輩のせいにして、「あの時ああしていればよかった」って思うんでしょうか。

え、超ズルいじゃん!!!!!!!

 

逆に「必要だねえ」って言われたら勉強するんですか?

この場合でライターになれなかったらどうなるんでしょう。

「必要って言ったのに」って先輩のせいにするんでしょうか。

え、超ズルいじゃん!!!!!!!(2回目)

 

この質問ってどっちに転んだって得なんですよね。

「いらないよ」と言われれば「じゃあやらなくていいか」って手を抜くことを正当化できるし。

「必要だねえ」と言われれば「じゃあ私には無理か」ってあきらめたり「これだけやったんだから上手くいく」って試行錯誤のテマが省けたりするし。

だから、この質問を耳にするたびに、私は「どうしたものかなあ……」とちょっと悩んでいました。

この質問がしたい気持ちがわからないわけじゃない

とはいえ、この質問をする気持ちがわからないわけでもないんです。

本気で目指しているからこそ自分の知識不足は気になるものだし、なんとなく自分の現状に対するアドバイスってほしい気持ちもありますよね。

ただ、この質問を投げかけるような相手って先輩とか上司とか「憧れのひと」だと思うんですよね。

 

それだったら

「もっと文章力をつけたいんですが、どんな勉強方法がおすすめですか?」

とか

「文章力は現状足りないなと考え中なんですが、それ以外でも伸ばせるスキルはあると思いますか?」

なんて質問をした方が数倍ためになると思います。

 

文法とか勉強するべきかどうかは自分で決める。

その先に最短でたどり着く方法を聞くべきなんじゃないかなって。

「ないよりはあった方がいい」、だって将来のことなんてわからないから

あとですね、これは私個人の考え方ですが「ないよりはあった方がいい」って思います。

知識とか思い出とか、増えても保管料がかからないものはとくに。大は小を兼ねると思います。

 

だって将来のことなんて誰にもわからないじゃないですか。

ライターになった後、もしかしたら教える側に立ちたいって思うかもしれないし、どうしてこういう文章にしたのか取材されるような存在になるかもしれません。

そうなったときに武器は多い方がいいはず です。

 

だから私は恐れ多くも「勉強した方がいいんでしょうか」という質問をいただくたびに「無理する必要はないけれど、あって損はないと思う」と答えています。

ライターになるために必須ではないと思うのですが、夢が叶った時点で人生が終わるわけではないから です。

これはあくまで私の一意見ですが、誰かの何かプラスになれば幸いです。

 

ABOUT ME
中馬 さりの
ちゅうまんさりのです。 逆旅出版という会社を運営しながら、年間180日以上、旅する暮らし方をしています。
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