中馬さりの(@chuuuuuman)です。
twitterではリアルタイムに発信していましたが、12日間ほど青森県を旅していました。
東北地方にすら訪れるのは初めてだったのですが、旅の間にすっかり青森県のファンに……!
この記事はは旅したことがない方にもその魅力が伝わるよう、素敵な旅スポットや青森県の雰囲気についてまとめたものです。
ご紹介するのは地元の人達がおすすめしてくれて、わたし自身も本当にいいなと思ったものばかり。
参考になれば幸いです。
青森旅のきっかけは”あおもりITワークツアー2017″
青森旅のきっかけは“あおもりITワークツアー2017”の参加者に選んでもらえたこと。
あおもりITワークツアーというのは、青森県がIT事業者を対象に行っている調査モニターツアーです。
交通費や宿泊費用はすべて青森県が負担という、なんとも優しい内容。
定員の3倍以上の応募があったらしいのですが、そりゃあそうですよね(笑)
わたしが選んでもらえた理由をこっそり聞いてみたところ。
このブログと、高校中退の後フリーランスで活動しているという野蛮な経歴を面白いと思ったからだそうです。
あおもりITワークツアー中の過ごし方
ツアー中は3人から4人ほどのグループに分かれ、それぞれ別のスケジュールや場所で過ごしました。
わたしがいたグループは、青森県で活躍する企業の方へのプレゼン会や懇親会をひらいてもらったり。
材(ざい)株式会社の方々がサポートしてくれて、色んなところに連れて行ってくれたりしました。
だからこそ、普段のお仕事もしっかりしつつ青森の魅力的なポイントをたくさん知れたのかも……!
青森滞在中の宿泊先
ツアー中の宿泊先は青森県が手配してくれた2カ所。
どちらも青森旅行をするときはリピートしたいくらいの素敵な場所だったので、ぜひご紹介させてください!
三沢シティホテル
最初に泊まったのは“三沢シティホテル”です。
中心になっている通りから1本入った静かな位置にあるホテル。
ここはとにかくスタッフさんが素敵でした!
ロビーは無料のコーヒーサービスがあったため、客室と半々くらいでノマドワークに使わせてもらっていました。
なのでフロントスタッフさんの仕事を間近で見ていたんですが、とにかく丁寧。
でもマニュアル化されているわけではなくて、明るかったりダンディーだったり個性がある感じ。
スタッフさん本人が優しくしてくれてるのがわかる感じでした。
もちろん、お部屋も綺麗だしコインランドリーや作業スペースがあるのもよかった!
朝食バイキングは和食よりの感じで普通に美味しかったです。
青森県でお会いした方に聞いたところ、三沢シティホテルはかなり人気で予約がうまりやすいホテルなんだそう。
もし次に青森に泊まるときも、ここを利用したいなあと思います。
小川原湖畔のバンガロー
ツアーの後半は小河原湖畔のバンガローに泊まりました。
ここは季節によって値段が変わるんですが、1棟ベッドが4つ付きで1泊5,000円から10,000円というコスパのよさ。
さらに、窓からは広がるこの景色。本当に贅沢していますよね。
ノマド仲間や家族とBBQしにきても絶対に楽しい。
後からもご紹介しますが、この湖畔のまわりにはカヌーや乗馬などアウトドアスポットも充実してるんです……!
三沢市観光協会オフィシャルウェブサイト – 小河原湖畔コテージ詳細ページ
ちなみに、青森県はとにかく海や水辺がとにかく綺麗。水辺ノマドが大好きなわたしは嬉しい限りでした。
もはや勢いあまってこんな記事も書きました。海辺好きの同志はこちらもぜひ読んでみてください!
青森で海辺ノマドライフはできるの?猿ヶ森砂丘、小川原湖畔など3カ所の水辺を旅しておすすめスポットを探してみた
青森旅の魅力1.食べ物が美味しすぎる
水辺が綺麗ということは……
水が綺麗ということだから……
もちろん食べ物も美味しいんです!!!
正直、青森県の美味しいものって「りんご」くらいしか知らなかったわたし。
びっくりするくらい美味しいものがたくさんありました。
まずは、どこの居酒屋でもほぼ出てくる活きイカ!
新鮮すぎてまだ動いている状態のお刺身です。
もちろん、イカだけじゃなくてエビもいます。
活きイカもエビも美味しいのはもちろんなんですが、
「いのち、食べてる……!」
って感じがすごかったです。
なんていうか、がんばって生きようと思いました。
また、青森の名産品は長芋やゴボウなどの根菜なのだとか。
確かに売られているゴボウがいちいち太い……!
気に入りすぎて写真を撮る前に飲んでしまったゴボウ茶もありました。
ゴボウ茶は飲むと体がすっごくポカポカとしてきます。地元の方の話だと、冷え性改善にも期待できるんだとか。
そして忘れてはならないのがバラ焼きです。
豚肉と玉ねぎを甘めのタレで焼いた……といってしまうとそれまでなんですけど、独特な甘さなんですよね。
箸が止まらず会話がなくなる味なので、ひとりでがっつり栄養補給したいときにもぴったり!
わたしが行ったのは”赤のれん”というお店です。バラ焼き元祖のお店らしい。
青森旅の魅力2.アウトドアなレジャースポットがたくさん
青森にはアウトドアなレジャースポットがたくさんあります。
何か新しいことに出会いたい……、そう思って旅行にでる方も多いはず。
青森はそんな非日常を求める人にもぴったりでした。
とくにわたしが楽しくてハマったのが“乗馬”です。
馬って頭で思い描く以上に凛々しい!!!しかも、ちゃんと意思疎通できるんです。
ハマりすぎて、12日間の滞在中ずっと乗馬の話をしていた気がする(笑)
でも、実はこの青森での乗馬が初めての経験だったんです。
馬ってそれぞれ体型の差や性格の違いがあって、一頭一頭、人間並みに違いがあるそうです。
だからこそ、三沢ホースパークではコミュニケーションの取り方から事細かにサポートしてくれるので初心者でも安心。
青森で1番おすすめのレジャーをあげるとしたら、わたし的には乗馬!!!
餌をあげるだけなら100円でできてしまうので、ぜひ馬の可愛らしさだけでも堪能してほしいです!
乗馬のコースは複数用意されていて、半分はカヌーにすることもできます。
(わたしは1日でもいいと思うくらい乗馬が好きだけど……)
このカヌーもジャングル体験みたいで、なかなか楽しかった!
道中では山ぶどうを発見して食べてみたり、ふきを採集してみたりしました!
最初、わたしはカヌーに不安しかいだいてませんでした……。
思うように進む気がしないし乗馬がしたくて頭がいっぱいだし、とにかく不安でしかなかったんです。
でも、最初にインストラクターさんがこぎ方を丁寧にレクチャーしてくれるので意外と大丈夫でした!
水上でこぎ始めてからも絶妙な距離感でアドバイスをくれるので、最終的にはめちゃくちゃ早くこげるようになりました!
(ペアの人との相性がよかった説ももちろんある)
乗馬とカヌーがセットになったコースの詳細はこちらです。
アクティビティジャパン – 弘前市でもカナディアンカヌーがありました
さらに、ツアー中にお世話になっていた株式会社材の浄法寺さんの計らいで“サバ釣り”も体験してきました!
わたしはまったく釣れなかったんですけど、海っているだけでも癒される。
サバが泳いでいるのが見えるくらいの海だったので「きたきた~!」って盛り上がれるから楽しかったです。
釣れる人はもっと楽しいんだろうなあ。
この日の夜は一緒のグループのお姉さまが釣ってくれたサバを美味しくいただきました。
青森旅の魅力3.温泉が豊富で旅疲れとは無縁
素敵なところに泊まって、美味しいものを食べて、非日常的なレジャーを楽しんで。
そんな青森での生活はとても充実したものになるはず。
でも、いくら楽しくても体力はじりじりと減っているものです。
そんなときこそ、青森の“温泉”に癒されてほしい。
青森県(特に三沢市)はとっても温泉が豊富。値段も150円から800円くらいなので、毎日どこか違うところに行ってもいいくらいでした。
画像の城崎温泉(きのさきおんせん)はとってもヌルヌルで肌がしっとりしました!
青森旅の魅力4.人がとにかく優しい
青森県の良い部分を考える中でも、特に感じたのは“人が優しい”ということ。
直接的な話でいえば、ホテルのロビーで深夜に仕事をしていたら「がんばってるね!」と缶コーヒーをいただいたり。
キャリーケースをゴロゴロと転がしていたら、いたるところでドアを抑えてもらったり手伝ってくれたり。
優しいって言葉のイメージって笑顔が素敵とか、言葉使いが綺麗とか、気が利くとか色んな意味があると思います。
でも、青森で感じたそれは心や生活に余裕があるゆえの優しさだよなあ……と、しみじみとしてしまいました。
心や生活の余裕ってつくりだそうと思っても環境に左右されることって多いと思うんです。
朱に交われば赤くなるともいいますし、あの朗らかさのなかに入れたことってとても大きなことだと思うんですよね。
絶好のタイミングで行われていた“10市(とし)大祭典”では、そんな青森でいきいきと生活する人達をたくさん見ることができました。
こういうのって素敵、そんな勢いのまま、その日のうちに記事を書きました。
青森 旅レポ ~ 流鏑馬(やぶさめ)を初体験!あおもり10市大祭典は幸せさあふれる素敵なお祭りでした ~
10市大祭典ってなに?!って方や、9月中旬に青森へ訪れる予定の方はぜひご覧ください。
青森県が抱える人口や地域の問題
こんな魅力たっぷりな青森県ですが、地方独特の問題あるそうです。
シャッター街となってしまった地元商店街
ひとつは“シャッター街となってしまった地元商店街”について。
青森県は今回のあおもりITワークツアーのように、地域活性化のため色々な取り組みをしています。
そのためか、新しいショッピングセンターや再開発施設がある場所はかなりの賑わいをみせています。
でも、ある場所から奥はこんな風にシャッターがおりたままの商店街が続いています。
歴史のある和菓子屋さんなどは営業しているものの、全体の8割ほどはお休みしている印象でした。
個人的にはこういったシャッター街の問題って営業がうまくいかず生活難なのだと思っていたんです。
でも、青森県三沢市に限っていえば、シャッターをおろしているお店の経営者さん達はバブルの時などにお金を蓄えきった方たちなんだそう。
いわば、アーリーリタイア組。今さらお店をあける必要もないんだそう。
そういった方たちにとっては、地域が再開発にのりだしていても参加するより現状維持をしたほうが安泰なのでしょうか……。
バブルを知らないゆとり世代、これから挑戦したいことがありすぎる20代からすると不思議な感覚。
再開発地域だけで過ごしていれば消費者は何の問題もないし、アーリーリタイア自体は素敵なことだし、難しい問題ですよね。
それでも、シャッターがおりた商店街をあてもなく歩いていると、何かないかと探してしまう気持ちがありました。
青森県の人口減少
ふたつめは“人口の減少”について。
平成26年の時点では132万2,000人の人口がいる青森県。
ですが、国立社会保障・人口問題研究所の予測だと平成52年には約93万2,000人まで減少するのではと言われています。
たしかに、今でこそ青森が大好きなわたしですが実際に行ってみるまでは魅力に全く気づいていませんでした。
つまり青森の魅力が! 外に伝わりきっていないと思うの!!!
こんっっっなに素敵なところなのに!!!!!
東北旅行に行きたいな~って方はぜひ青森に行ってみてほしい
東北地方に興味をもっている方や行ったことがないなって方は、ぜひ一度、青森に行ってみてほしいです。
青森の優しい雰囲気とか湿気が少なくて過ごしやすい気候とかって、やっぱり肌で感じるのが1番だと思うから。
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