文章を書いて旅暮らしをしています、中馬さりのです。
2021年11月23日に開催された文学フリマにでました!
そこで人生初の小説本を販売しまして、なんとか赤字も回避・楽しく終わらせることができました。いや~~~、本当によかった!!
今日はその文学フリマ当日の振り返りブログです。
小説本を作る過程の話は他記事に書いているのでよかったら読んでね
人生初・文学フリマにでました
https://twitter.com/chuuuuuman/status/1462984044996542467
ということで、人生初の文学フリマにでました。
文学フリマというイベント自体はずいぶん前から知っていて、何度か来場してみたこともあったのですが、なんとなく自分がつくるという意識はもてていませんでした。
きっかけになったのは何度か寄稿させてもらっている 文芸誌Sugomori の中で、個人誌をたくさん作っている方がいて、シンプルに「いいなぁ」と思ったからです。
楽しそうな活動を見るとすぐ運営とかやる側に挑戦してみたくなっちゃう←
そんな軽い気持ちで進めたんですけど、まあ、早々に後悔しました(笑)
なんていうか、決めることが多すぎて……どこから手をつけたらいいのかって感じだったんですよね。
ぐちゃぐちゃしないようにブログにまとめてはいたんですけど、本文だって書かなきゃいけないですし、出版社とか編集者の偉大さを知りました。
まあでも、書ききった時の達成感はすごいし、素敵なイラストレーターさんやデザイナーさんと話が決まった時とかはテンションあがった。
大変さはだんだん慣れるだろうし、細かいところまでひとりで決められる自由さは正義。
そんなこんなで脱稿した後は、ブースの飾り付けとか、当日のお手伝いを頼むのかどうかとか、運営的な部分を決めました。
文学フリマは11月23日だったんですが、11月中旬はずーっと考え事をしていた気がします。(そのうち決めたことまとめをブログで書こう)
文学フリマ当日の朝は準備でバタバタ
なんとか準備を整えて、向かえた当日!
ただ、朝もなんだかんだバタバタしちゃったんですよね。
会場がそこまでアクセスのいい場所じゃないこともありますし、お釣りの用意を当日朝にしちゃったことも要因です。
結果として、お店ののぼり旗をたてるスタンドを忘れてしまったのが本当に悔しかったです。
https://twitter.com/chuuuuuman/status/1462951089527930884
あとはブースクロスを綺麗に敷くためのガムテープとか、用意したらもっとよかったなって思うものもあったので、近々ブログにまとめます。
せめてもの救いは、寄稿先の 文芸誌Sugomori の方が朝の準備を手伝ってくれたこと。横の繋がりありがたい。そのおかげで何とか準備しきって開場を迎えられました。
人生初の小説本と文芸誌Sugomoriを販売
そんなこんながありつつ、ブースでは人生初の小説本と文芸誌Sugomoriを販売。
https://twitter.com/chuuuuuman/status/1462986405399826438
可愛い~!!!!
装丁などにこだわりまくったので原価が高かったのと、
- 普段から読んだり見たりしてくれているフォロワーさん
- これから私が書いた物を知ってくれる方
にむけて作ったものだったので、文学フリマの中では高めの価格設定だったのですが、おかげ様で文学フリマ当日の目標販売数は達成。
ここからオンラインでの販売も始めるので、自作の資金もできて、大成功かなと思っています!(そっちで思ったより売れなかったらどうしよう)
優しい言葉をかけてくださった方もいたり、遠方から駆けつけてくれた方もいたり、お土産を下さった方もいたり、本当に嬉しかったです!
文学フリマの反省点と感想
https://twitter.com/chuuuuuman/status/1463060054496604161
そんな感じで、楽しく文学フリマに出店してきました。
- 大赤字の回避◎!
- 普段会えない読者さんとお喋りできて幸せ
- 遠方からの読者さんにも会えた
- 沢山の同業者さんと会えた(やる気UP)
といったところで、本当にでれてよかったです。
購入してくださった方々、本当にありがとうございました。
反省点としては
- もうちょっと原稿を早く終わらせよう
- お釣りは前日までに用意しよう
- ブース設営に必要な備品を忘れるな
といったところですかね。あと、やっぱりお店をひとりで切り盛りしていると、自分でお買い物に行くのは厳しかったです。残念。
あとですね、私自身の文学フリマの理解が、あまり正しくなかったのかな~って思った出来事があったんですよ(笑)
というのも、私にとっては普段している活動の中で数少ないリアルで読者の方と関われるイベントという認識でいたので、自分のブース内であれば読者さんとお喋りしても構わないものだと理解していたんです。
なんなら、初出店でただ文学フリマにでただけで客数は確保できないですから(衝動買いするには単価は高いし)、遠方から来てくれて時間を使ってお喋りしてくれたら、ブースが活気づいていいんじゃないかとさえ思っていました。自分がお喋りできるようにするために、売り子さんをアルバイトで頼もうかと思っていたくらいです。
でもね……(笑)他のブースの方が運営の方に「あの子、粘着されているみたいだから助けてあげて」って話をしたらしくて、私の読者さんが運営さんにはがされちゃったんですよ。
どなたが運営の方に伝えたかはわからないので、
- 発言通り困っていると気を使ってくれたのか
- お客さんが常にいる状態が邪魔になってしまっていたのか
など、本当のところはわかりませんが、私はむしろ読者さんに「暇ならお喋りしましょうよ~!」とか言ってたので、本当に申し訳ないなって思いました。
なんていうか、毎日のようにLIVE配信したり、YouTubeやったり、読者さんとの距離が近い執筆家がイレギュラーなんでしょうかね。でも私、全然困ってなかったんだけどなぁ。
今、私がやっている活動って、娯楽がたくさんあるこのご時世に自分が書きたい文章をたくさん書き続けられる最善策だと思っているし、割と楽しくやっているので「困っている」と誤解されてしまったことがとても悲しかったです。
「喋ってこうぜ!」って引き留めちゃった読者さんにも本当に申し訳ない。場の空気をね……読むのが本当に苦手なの……(涙)
あ~~、その件があった後に思い返してみると、少し前から運営の方は普通のお客さんを装って伺ってくれてたんですよね、たぶん。
でも私、そういう気を使ってくれてるとかくれてないとか、全ッッッッ然わかんないんですよ。その時だって、むしろ運営の方のことを「運営なのに立ち読みとかいいんですか? なんか私しました? なんかごめんなさい……?」と思っていました。
勝手がわからない中での参加は、自分が思う以上に、人に迷惑をかけちゃったのかもしれません。
でもやっぱり、
- 普段から応援してくれる方とリアルにお会いできる
- 同じように文章を書くのが好きな方であふれるイベントに参加する
- 本という形に残るものを作る
などなど、すごく嬉しくて楽しいことがたくさんあって、出店できてよかったなと思いました。
次回もでたいけどなぁ~~~~(笑)正直、自分がやるイベントの最適解に悩んでいます。
バーで1日店長も楽しかったし、本を作って販売会も楽しかったけど、自分の大好きな執筆業に絡めつつ、あまり他者に迷惑をかけないイベントってどうしたらいいんだろう。
画家さんなら展示会だし、バンドさんならライブでしょう。執筆業だったら何になるの?!
もしいい案があったら教えてください!
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