大人気ブロガーのヒトデさんのコーチングを、約2年も受けさせてもらいました!
最初はコーチングという言葉にスピリチュアルみを感じ、「怖いなぁ」なんて思いもあったんですが、ヒトデさんのコーチングはすごかったという体験談です。
「忘れたくない!」という気持ちで、自分のために書きました!
とてつもなく長く、個人的な内容です🙇♀️
コーチングとは?どんなことをするの?
そもそもコーチングとは
GCSでは、 コーチングを「パフォーマンス向上のために、対話によって 対象者を勇気づけ、“気づき” を引き出し、 “自発的行動” を促す、コミュニケーションのスキル」
引用:銀座コーチングスクール(GCS)
とのことで、シンプルにいうと「気付いて」、「自発的な行動ができるようになる」までを会話でサポートするみたいな感じだそうです。
詳しくは
がわかりやすいと思います。
ヒトデさんはこのコーチングの資格をいくつか持っているのに加えて、ストレングスファインダーの認定コーチでもあります。
ストレングスファインダーというのは米国ギャラップ社の開発した「才能診断」で、私の周りでは一時期すごく流行っていました。
34個の資質がどんな順で自分に備わっているかわかり、その強みを知って活かすことで、より充実した人生を送れるようになる……というもの。
気になった方はこちらからどうぞ。本を買うとIDがついてきて、それで診断ができます。オンラインでもできます。
さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0
こちらは自分で元々やっていてすごく好きだったので、こちらの面でもお話が聞けるヒトデさんコーチング!ぜひ受けたい!!!と連絡しました。
補足:私のストレングスファインダー
ちなみに、私のストレングスファインダーの結果は以下の通り。

それぞれの資質は4タイプに分類ができて、色別にこんな風になっています。
- 実行力の資質・・・物事を成し遂げる方法を知っている。思考よりも行動の優先順位が高い資質
- 影響力の資質・・・チームの考えを広く外部に知らしめようとする。周りの人を巻き込む資質
- 人間関係構築力の資質・・・強固な人間関係を構築する能力を持ち、単なる寄せ集めよりも大きな力を発揮するチームを作る。みんなと共に行う資質
- 戦略的思考力の資質・・・あらゆる可能性に目を向けさせる。情報を取り入れて分析し、適切な判断を下せるようにする。行動よりも思考の優先順位が高い資質
もう明らかに人間関係構築力の資質がなくて戦略的思考力の資質ばかり……。
あまり影響力もなくて、とにかく自分の目標に向けて黙々と個人プレイするのが得意だし好きなのが出ている感じ。
これがさ、可愛くないじゃない??!
私の好みは、調和性が高くて朗らかで、場が明るくなるような女性なんです😢
内省が1位で便利だったこともないし……。
過去を振りかえって納得こそすれ、あまり嬉しくありませんでした。
コーチング前の悩みと状態
コーチングを受けるにあたって、ヒトデさんから「ちなみに悩みや、どうなったらいいなという理想はある?」と聞いてもらったので、答えたのがこの2つ。
- もっとモチベーションを維持できるようになりたい
- 考え過ぎていて決断が遅い(内省のせいだと思う)
とくに②が深刻でした。
私は逆旅出版という出版社を運営しているのですが、2022年の4月に始めてからとにかく考え事ばかり。
「検討します」と常に言っていて(断るつもりじゃなく本当に考えている)、周りと速度があっていないと感じるし、いつか大事な何かを逃しそうでストレスでした。
これはストレングスファインダーの「内省が1位」という自分の資質のせいでは……という思いもあり、とにかく自分が持っている資質の嫌なところと、持っていない資質の必要性が目についていました。
つまり、
- 内省を始めとした、あると言われる資質の良さがピンとこない!
- あるならあるで、もっと使いこなしたい!
- 欲を言えばもっと人間関係構築力の資質も欲しい!
みたいな感じ。
内省のいいところと他の資質のいい部分を知る
そんな欲にまみれた話を聞いてもらったら、資質そのものに優劣はなく、内省も以下のようないい部分があるそうで……。
- 長期的な関係を作りやすい
- 行動する前に問題点が見つかる
- いろんな角度から考えて本質的に捉えられる
- なんでそんな発言しちゃったの……ってことが少ない
- テキストでの発信活動とか創作が得意な人が多い
確かに言われてみれば予想外の事態ってあんまり起きない。
「内省が1位でよかった」と思ったことはないんですけど、その資質があるおかげで困らないから有難みを感じないだけで、恩恵は既に受け取っているのかもしれない。
また、自分にない資質は他の資質を使って補うことができるそうで。
最下位の調和性をどうにかしようと思うより、学習欲をもって他者と関わるとか、内省の方向性を周囲にむけるとかで、社会と共存する方に動けるのではないかと。
この良さをちゃんと出すためにも1位の内省については、
- 行間を読むならポジティブに読む
- 内省無限ループに入らないようにする
- 自分への質問力をあげる
- アドリブをできるだけ回避する
などの対策を一緒に考えてもらうような、ヒトデさんに気づきをもらいつつ、私の見解を聞いてもらうような形で進みました。
コーチング後に変化した部分
そんなコーチングをしていただくこと、約2年!
変化した部分をまとめておきます。
変化① プロジェクト単位でなく外注さんに依頼するように
まず、プロジェクト単位ではない外注さんへの依頼を始めました。
私は逆旅出版という出版社を運営しているのですが、その前から
- 記事制作・ライティング業務
- 企業のオウンドメディアの運営代行業務
などをやっていたので、例えば「この記事を書いてほしい」でライターさんに依頼するとか、「来週の取材で写真を撮影してほしい」でカメラマンさんに依頼するとか、プロジェクト単位の発注はずっとしていました。
ただ、自分主体の出版業やYouTubeなどを始めて、「〆切はないけどやれたら嬉しい業務」とか「1回で終わらず日々積み重なっていくお仕事」が増え、シンプルにキャパオーバーだったんだろうなと思います。
でも、マネジメントが上手いタイプじゃないと自覚しているからこそ、1回切りで済まない業務を誰かに依頼するのはリスクが高いと思っていたんです。
長期的に続けてくれる人と出会えればメリットが大きくなるのは理解できるものの、そもそも出会える可能性が低いと思うし、コロコロ変わったり別れる度にもめたりしたら、デメリットの方が大きくなるな……なんて考えていました。
嫌だったら辞めればいい
ただ、そういうのも全て聞いてもらった上で、ヒトデさんに「でもその業務がやりたいの?」と聞いてもらい……。
いや、やりたいじゃなく、やるべき仕事って感じだな🤔
誰かに依頼した時のデメリットが怖いのも、その仕事に手間をとられたくないからだ!と思ったんですよね。
そういうのも正直に伝えたら、「1回お願いしてみて、嫌だったら辞めてみるのは?」と。
今思うと当たり前すぎるんですが、私の中にはまるでなかった選択肢でした。
そもそも「大好きな本にまつわる運営」に「必要な業務」に対して、嫌とかそういう選択肢がないというか。大好きのためなら、しんどいや嫌いは乗り越えて当然じゃないかと。
でもそういう「当然」とか「何かと比較して」を取っ払って、1回お願いしてみて、うまくいって、二度とその仕事をしなくて済むとしたら……?
とても嬉しいと気付きました🤔!(笑)
余談ですが、昔から私、対人運だけはよくて……。
「1回やってみよう」で頼んだ方が本当に素敵で、依頼した業務はその後一切やらずに済むようになりました。
現在、この方は産休・育休に入いるのですが、なんとマニュアルを作成してくれて、別の方に引継ぎまでしてくれました👏自分一人じゃ考えつきもしなかったメリットまで発生させてくれたという……。
これが凄く大きな成功体験で、今では「あれもこれも!とりあえず1回!」で頼みまくっています🤔
変化② 決断の速度が速くなった
外注で余裕が生まれたことも影響しているのですが、当初の悩みだった
- もっとモチベーションを維持できるようになりたい
- 考え過ぎていて決断が遅い(内省のせいだと思う)
という2つはまとめて解決しました!
やる気が自然とでる判断基準を設けられた
コーチングの中で、自分が幸せに感じるポイントを多々聞いてもらい、それがそのまま「やる気が自然とでる判断基準」になって、モチベーションの維持にも決断の速度UPにも繋がりました。
自分が幸せに感じるポイントは「小さい頃に大人に反対されてもしちゃったような夢中になること」がベースになるパターンが多いそう。
私の場合はシンプルに「読書」でした。
そこから、
なぜ本を読むのが好きなのか?→楽しいから→どう楽しいのか?
と考えていきます。
私の場合は本の何がいいのかというと、
- 新しい世界・価値観・考え方を知れるワクワク感
(これは取材や旅でも味わえるので、それも好き) - 伏線が回収されて筋が通る感じ
(その辻褄があってスッキリする感覚を1番味わえるのが本!)
だと🤔
これが私が楽しい感じる要素なので、結論、何かをするorしないの判断基準は
- 将来を想像してワクワクするか
(やっぱり素敵な完結があってこその伏線) - お金でも人間関係でも蓄積できるものか
(伏線が回収したい) - 新しい学びがあるか
(新しい世界・価値観・考え方がほしい)
だと自覚したら、サクッとだす決断に後悔せず、どんどん決められるようになりました。
考え事のタイムリミットを決める
考え事のタイムリミットを決めるようにしました。
内省上位の方は共感してもらえる気がするんですが、本当に、ありとあらゆることをずっと考えられちゃうんです。
なので、何でも1番最初にタイムリミットを決めるようにしました。
タイムリミットを設定するのにも考える余地が生まれそうなら、「今日中に決める」で統一です。つまり、23:59でリセットする感じ。
最初は考えが足りなかったらどうしよう……と思うこともあったんですが、今までの人生で考えまくってきているので、やると決めれば想像以上に効率よく考えられるようで。
「23:59中に考え終える!」と決めさえすれば、答えはだせるようになりました。
また、外注の部分でやってみた「やって嫌だったら辞めよう」もいいトレーニングになった気がします。23:59までにだした結論で、ダメだったらそれでまた考えよう、と思うようになりました。
理想を全て叶えた状態の自分だったら……と考える
自分の幸せポイントを知るのと似ているのですが、理想を全て叶えた状態の自分だったら……と考えるのもいい方法でした。
例えば「今やっている業務を外注して誰かにやってもらうか否か」という問題も、「自分でやれば人件費節約」とか「甘えだ!」みたいな考えがでてきます。
でも、理想を全て叶えた状態の自分として考えてみると
- いや、この業務以上に時間と手間のかかる挑戦をしてるべきだ!
- むしろ何年先まで同じ業務をし続けるって、成長してない……
- そんな状況になるまで頼れる仲間と出会えなかったなんて、職務怠慢では?!
と思うようになりました。
一度この方向性で見ると、どんどんこちら側に考えが広がって、初めて内省が上位でよかったと感じました(笑)。
様子見すると決める
また、様子見すると決めるというのも、自分の中で新しすぎる変化でした。
自分が神経質なんだろうとは思いつつ、
- よくわからないけど不満じゃないみたいだから放置
- 曖昧だけどわかんないからそのままにしておこう
とかが苦手なんです。
- なんでわかんないのに調べないの……?どうして……?
- 疑問を放置したら大問題になる可能性があるでしょ、不安でしょ??!
- せっかく決めるなら、最高の選択肢を提案しよう
って思っちゃって、永遠と調べちゃうし考えちゃう。
たぶん同じく内省が上位の方は共感してくれる気がします。
でもこれって、
- あっちが考えない人ってことは、こっちも考えなくていいこと
- 逆にネガティブに思ってないってこと
- 少しでもいい選択肢より、相手が求める選択肢がある(その言語化待ち)
なのかもしれないな、と。
そう認知すると、無理に入っていくより、もっと自分でどうにかできる範囲の方を考えた方がいいのではって思えるから不思議(笑)
改めて、コーチングって自分だけじゃ見えていない部分に焦点を当てて、気付くものなんだなって思います。
変化③ 他者を尊重できるようになった
3つ目の変化として、他者を尊重できるようになったなぁというのがあります。
自分の苦手と得意を尊重すると、他者のことも尊重できる
変化①と、変化②を突き詰めると、どんどん周りの人に頼るようになるんです。
頼る時は当然、自分が苦手なことを、自分よりも得意な人に頼みます。
たまに似た者同士が集まって、好きで得意なことが被るケースもありますが、もはやそれすら頼むと、自分は特別に好きで得意なことに時間を使えます。
そうなると脳のリソースがパッと空いて、
全ての物事が、早く、素敵に、トラブルなく進む!
平和!!!👏✨✨
自分のストレス減少はもちろんのこと、現状について内省する時間もできて、この人がいてくれてるおかげで……って感謝の気持ちでいっぱいです。
今までだって周りに恵まれていると思っていたし、感謝の気持ちはあるつもりだったんですけど、ちゃんと自覚する余裕ができました。
自分にちゃんとお金を使えると、他者にもお金を使えるようになる
コーチングを通して、自分にちゃんとお金を使うようにもしました!
書籍と旅というわかりやすくお金をかけている好きなものがある分、他にも費やすのはやりすぎでダメな気がして……。
でも、上記の外注さんとの関係のように「資金を使ってよかった!」と思う経験があればあるほど、よりお仕事をするモチベーションにもなりそうだなと思って
- 整体
- パーソナルジム(後々ピラティスも追加)
- スマートホーム化
- 健康診断
- やりたかったことに挑戦(髪を伸ばしたり、軟骨ピアス空けたり)
などなど、主に自分の生活が豊かになりそうなものにお金をかけてみました。
こういうのって、なくても死にはしないじゃないですか(笑)。
だから、贅沢な気がしちゃうんですよね。甘えみたいにも感じる。
でも、運動系はすごくメンタルと体の具合が良くなったし、自宅の充実は心の余裕に繋がる!見た目に手間とお金をかけるのはテンションあがる!
しかも自分の中での「お金があると○○で、どうなって、これだけ嬉しい」という言語化が進むと、私と関わっている人達にもより儲かってほしいと思うようになりまして。
そりゃあ儲かれば皆嬉しいことは理解していたんですけど、より明確に「みんなのお仕事ほしいね」って思うし、「みんなで富みたいね~!」って言えるようになり……。似た価値観の人と出会うようになって、さらに幸福度があがるポジティブなループも続きました。
そうなると、もはやモチベーションなんて勝手に沸くから不思議です。あんなに悩んでいたのに(笑)
コーチングは見えていなかった選択肢に出会える
全体を通して、コーチングは見えていなかった選択肢に出会えるものなのだなぁ、と思いました。
一度、視野に入ってしまえさえすれば「そりゃあそうだよね」と感じるんですが、見るまでは無色透明で検討もつかないというか。
その分、自分が成長しているのが明らかで、コーチングってすごいな??!ととても思いました。
加えて、ヒトデさんのコーチングっていうのも大きいなと思います。
約2年、定期的に関わらせてもらう間だけでも、コーチングの勉強会に参加したり自分自身の挑戦をしたりしていて、その姿勢にも刺激を沢山もらいました!
それらの積み重ねで、いけると思える要素が揃わず足踏みしていた、絵本の制作に挑戦することができました。

こちらは個別発送分のみ、発送する時の様子!
絵本についての話はnoteでしてしまったので割愛するのですが、もう「これでもか!」ってくらい色々考えて、試行錯誤して、ちゃんと自分の資質のいいところを活かして形にできたなと思います。
著者がヒトデさんというのもあるんですが、コーチングで気づかせてもらったことの上に積みあがっていると思います……!
最後にちゃっかり宣伝をして終わりますが、こちらの絵本は全国の書店で絶賛展開中!
ネット書店でも購入できますので、ぜひお手にとって読んでいただけたら感無量です☺✨
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